一条工務店はなんといっても性能!
窓も高性能で高断熱、高気密、高性能です
しかし実はこの窓がくせもので
家を建てた後に
後悔するランキングで上位
になってくるものになります
高性能なのに後悔するの!?
正しく窓を設置し
その部屋の窓をその種類の窓にする根拠を
しっかり持って間取りを考えましょう
正しい位置に
正しい種類の窓を
持ってこられるようになる
窓の役割と家づくりに必要な考えかた
換気
窓の役割と言ったらまず換気です
空気の流れを考えながら
窓の位置を決めましょう。
当たり前ですが
風は壁があると
ぶつかって流れが悪くなります
ロスガードがあるのに換気の必要があるのか
一条工務店はロスガードがあるため
基本的には窓を開ける必要はありません
しかし窓を開けた方がいいこともあります
実際に窓を開けるのは春や秋が多いです
窓を使う換気のメリット・デメリット
料理などの臭いがすぐに消える
風を感じることができる
湿度や室温の微調整ができる
花粉や化学物質などが入ってくる
冷暖房効果が低下する
虫が入ってくる
窓から窓へ風が抜けやすいように
東西、南北に設置します
また個室では2か所に窓を設置してください
1か所では空気は上手く循環しません
そもそも換気の基準が決まっており
1部屋に1つの窓では
ほとんど審査に通らないです
どうしても窓を一つにしたい場合
外観に工夫や
断熱・気密の問題から
窓を減らしたいという場合には
窓を開き窓にしましょう
引違い窓よりも換気効率が高く
窓一つでも換気量の基準をクリアできる
場合があります
空気は上下にも流れる
勾配天井や吹き抜けなど
高いところに窓を作り下へ流れるように
工夫する方法もあります
自由に設計できる地域の工務店などでは
よく使われますね
一条工務店は窓を開けなくてよい
ロスガードを使用した1種換気ですが
窓を開けて自然の空気を循環させる設計
の3種換気を採している工務店や
ハウスメーカーでは上下の風の流れを作る
工夫が得意です
実際に3種換気をしている地域の工務店に
設計を依頼すると
上下の空気循環も考えた間取り図を
作成してくれていました
換気がうまくできない間取りになった場合
換気量の基準があるため
設計の段階で窓の個数が足りないから増やす
と設計士から言われます
採光
窓は太陽光を室内に入れ
明るい家をつくるのに必須の項目です
光は方角や季節で入りかたが異なります
一般的に南側から採光をとるのが一番明るくて良い
よく西日と言われるやつですね
ちなみに北側からの採光は期待できません
ないよりはいいですが
どうしても他よりは暗くなってしまいます
立地の都合でどうしても採光が取れない場合
- 吹き抜け、勾配天井
- 天窓
- 室内窓
- ドアにガラスをつける
- 玄関ドアを親子ドアにする
吹き抜けや勾配天井をつくり上から光をとります
天窓とは以下の写真のような窓で
天井に窓をつけるものです
一条工務店でもオプション扱いですが採用可能です
室内窓は部屋と部屋の間につける窓です
我が家はこの室内窓を採用しています
一条工務店側に室内窓の相談をすると
こちらの窓を紹介されました
DAIKENで採用されている窓だと思います
一条工務店オプションの室内窓は
スリットウォールのみです
しかも高額ですね
ドアにガラス窓をつけると
採光がとれます
近所との関係
大きな窓を取っても目の前が大きな道路なら
外から丸見えでです
また二階だから大丈夫と思っていても
実際窓をつけてみると
隣の家と窓の位置がかぶっており
せっかく窓を作ったのに
開けられないってことも多いです
これに対しては外構でフェンスを作る
近所の窓の位置を把握しておく
1.5階を作り近所との階層の高さをずらす
など工夫はできます
見た目がよくなる
グランセゾン展示場の写真を見てもらうとわかりますが
上の窓と下の窓の位置を揃えています
た同じような大きさの窓を並べることで
デザイン性のある外観になります
また窓枠の色も複数あり
外壁のタイルと組み合わせて
アクセントにもなります
窓の種類とメリット・デメリット
おすすめはFIX窓
グランセゾンのFIX窓は
アイスマートと違い
縦長タイプしかありません
またよく吹き抜けにあるような
大型のFIX窓も採用できなくなっています
FIX窓は写真の二階にある開かない窓です
採光とデザイン性を目的に設置します
隙間が少なく気密性を高く保つことができます
子どもが開けたりもしないので
落下防止にもなりますね
一条工務店でよく見かけるのは
スリット窓ですね
縦に3本並んだやつです
換気ができない
掃除がしづらい
ハニカムシェードが増えてめんどう
引違い窓
一般的な両開きの窓です
サッシが窓枠に入るため
窓自体の面積も多く
リビングの大開口で良く使われる窓ですね
積水ハウスなどで
この窓の大開口を見ると感動ものです
またウッドデッキや庭に出る時に使えます
我が家もリビングに一か所270cm幅で
設置予定です
一か所は大きい窓があった方がいいです
家具や家電の搬入時にこの窓があると便利です
ほかにも外側に網戸を設置でき
虫の侵入も防げます
キッチンのカップボード下に窓が欲しい場合
横長の引違い窓しか採用できません
デメリットが大きい
一条工務店では断熱性や気密性を
気にされる方が多いと思いますが
この窓は隙間が多く
気密性が他の窓に比べて落ちます
そこまで大きく変わらないと思いますが
気になるならこの窓を
つけすぎないようにしましょう
あとは溝があるため掃除の手間があります
正直この窓の掃除はめんどくさいです
開き窓
これは押して開ける窓です。
引違い窓に比べて小さいことが多いです
開く範囲も狭く外に出ることもできません
採光が取りづらい
開放感がもう少し欲しいという方は連窓に
するといいです
連窓はこの開き窓の横に
大き目のFIX窓をくっつけた窓です
一条工務店パノラマウィンドウとも言われています
以下の画像はLIXILのHPからの引用です
窓はLIXILが有名ですね
出典:LIXILのHPより
パノラマウィンドウ大きい窓で
インパクトもあり
採光も取れ大変よいのですが
他の窓と合わせにくいため
外観の調整が難しいです
なぜ開き窓を設置するのか
隙間が少なく引違い窓より気密性が保てる
開く角度が換気に効率的な角度であり
少しの開放で効率的に換気ができる
溝がなく掃除がしやすいためです
デメリット
網戸が窓の内側にしか設置できません
そのため窓の開閉時に虫が入ってくる
ことがあります
また窓を開いたあとに
網戸を閉めても窓自体には虫がつきます
これに対応するため
網戸のさらに内側から
ハンドルで開閉できる窓もあります
ブラインド内臓窓
お風呂やキッチンで採用できる
窓ガラスの中にブラインドが内臓されている
種類の窓です
ブラインドの掃除が不要
かすみガラスより外から見えにくい
ペアガラスのため性能が大幅ダウン
お風呂の窓を採用するかどうかで
よく話が出てきます
断熱性、気密性が落ちるが
お風呂に窓が欲しいと言われる方が多いです
外からの視線が気になる場合は
このブラインド内蔵型の窓が採用されます
しかしペアガラスのため大幅に性能ダウンします
そのためトリプルガラスのかすみガラスに
されるかたもいます
そもそも窓があると性能が大幅に落ちます
どうしても窓が欲しい場合を除いて
窓がない方がいいでしょう
ひとこと
窓一つでも考えることがたくさんあります
頑張って後悔のない家づくりを
一緒に目指しましょう