一条工務店の見積もりは契約後から増えるかな?
予算オーバーしたので減額したいんだけど
200万ほど予算オーバー
減額の打ち合わせが必要だね
一条工務店で契約し打ち合わせをしていると、最初の見積りと比べ100万~200万ぐらい予算オーバーする人が多いです
予算の調整は終盤の打ち合わせですることが多いため間取りを変えるのは難しいです
間取りを変えると大きく内容変更となり、打ち合わせも精神的にしんどい
予算の減額はオプション調整がほとんど
間取りは大きく変えることになるのでおすすめしない
この記事でわかること
- なぜ予算オーバーするのか
- どんな方法で減額したのか
我が家は最終的に最初の予算より200万円安くなりました
一条工務店で予算オーバーした理由
我が家はフラット35で住宅ローンを契約し、3600万+太陽光発電の予算です
結果は200万円予算オーバーしました
打ち合わせ序盤から予算を詰めてオプションも厳選していました
それなのになぜ予算オーバーしたのか説明していきます
予算オーバーした3つの理由
予算オーバーの理由を営業担当に確認しました
- オプション追加で予算が増えた
- 外構予算がある
- 土地の地盤補強が入っている
3つの理由から予算オーバーしたそうです
オプションが追加になっていた理由
私は契約時に採用するオプションを全て伝えていましたが、それが見積りに反映されていませんでした
伝えたオプションがうまく反映されなかったことで追加オプション扱いとなり、結果増額となりました
私も毎回オプション内容を確認しながら打ち合わせをすればよかったです
外構予算がとれてなかった
当初外構予算が100万円で組まれていました
80坪近い土地の外構が100万円で収まるわけありません
途中から外構予算が200万円に増額されていたのも原因でした
外構予算は最初から200万円取っておけばよかったです
地盤補強の予算が高い
地盤補強が必要かわかるのが着工契約後です
事前に予算取りをしておかないと
家を建てるときになって『追加で100万円必要になる』とか言われます
地盤補強の予算は着工契約時にとっておかないと急に高額な費用が必要になる
我が家の場合は100万円を予算として組んでいました
結果的に地盤補強不要となり100万円は外構に使いました
打ち合わせ後、さらに予算オーバーする
最終打ち合わせのあとにも控えている打ち合わせがあります
- カーテン業者
- 外構業者
一条工務店は標準でハニカムシェードがつくため、カーテンが予算に含まれないことがあります
住宅ローンに組まれないと困るので、見積りに含まれているか確認してください
外構予算も打ち合わせをしてないため、具体的な予算が決まっていません
外構をケチると家が良くても満足度の低い家になってしまいます
カーテンの打ち合わせをどうするか
我が家がカーテンを考えていた場所
- リビングの掃き出し窓
- 和室
- 主寝室
最低3か所カーテンをつける予定です
一条工務店がカーテン業者を紹介してくれます
一条工務店が紹介する業者でカーテンを依頼すると、平均で窓1つに1~3万円かかると言われました
カーテンの種類や形状にもよるので、こだわる場合はもっと高額になります
一般的に全窓にカーテンをつけると1万円/坪の予算が必要になります
カーテン業者HPより引用
外構業者との打ち合わせ
我が家の外構予算は100万円しかとっていませんでした
外構予算の平均は200万円と言われています
我が家は予算オーバーの予感しかしません
営業担当に言われたのは
一条工務店が提携している外構業者であればマージンが発生する
予算を抑えるために契約は施主側がした方がいい
つまり一条工務店が外構業者と契約するのではなく、施主側が外構業者と直接契約することで予算削減しましょうということでした
正式な紹介という形ではなく、ここに行ってみてはどうですか?ぐらいな紹介でした
実際に行くと予算はすごく安かったです
しかし好みの外構にはならず他の外構業者に依頼しました
減額の打ち合わせ内容を紹介
我が家は200万円の予算オーバーでした
減額できるところを打ち合わせで話しました
オプション含め、減額した工夫を紹介します
我が家の採用オプションを公開!
まずは減額に向けてオプションの内容を検討しました
このオプション一覧に載せていないオプションもあります
不採用になったオプションとして一緒に紹介していきます
減額で検討したオプションを紹介
建具変更(ガラス戸)を減らした
2階廊下は窓がないため廊下や階段が暗いです
子ども部屋のドアにガラスの窓をつけて採光を計画していました
複数のドアをガラス戸にしていましたが、南側だけに変更しました
実はガラス戸は1つで24,000円も費用がかかります
もし暗くなればコンセントで足元灯を使います
壁下地補強をなくした
壁下地補強をして壁かけテレビを考えていたのをやめました
壁下地補強とテレビの配線を作る予算を削れり数万円減額しています
テレビ台を買うので、置いてしまおうということになりましたが、、、
正直少し後悔しそうな減額案件でした
階段手摺追加をとりやめ
我が家は階段の踊り場に手すりを2段つくりました
一条ルールで
踊り場は降りるときに手すりに手が届かなくなる仕様
子どもが危ないかと思いましたが、妻に『踊り場があるので手すりはなくても大丈夫じゃない?』と言われ取りやめました
妻がオプション取りやめに積極的でした
私は不安が強いです
オールメタルIH(ラクッキングリル)は使わない
オールメタルIHは採用率の高い人気オプションです
掃除もしやすく私は採用しようと思っていましたが、妻はグリル自体を使わないので必要ないと言われました
オールメタルIHはグレイスキッチンのまとめ記事に載せています
『もしかしたら使うかも』はやめてもいい
カップボードの使い方を考える
カップボード上部をやめる話がでました
カップボード上部の取りやめで7万円減額できます
一条工務店は収納が優秀なので、カップボードまで使わなくても収納が足りる可能性が高い
- 収納がもしかしたら足りないかも
- 見た目がおしゃれじゃない
カップボードを完全になくしてしまうのに抵抗があったため造作棚を考えました
棚の設置は3万円増額です
外観に関してもグラビオエッジがなくなるためアクセントクロスを追加しました
正方形60cmの窓も2個作れると言われました
我が家はデザインルーバーがあるため窓を作りませんでした
結局トータルで3~4万円の減額だったので、カップボードは残すことにしました
電気系統の減額
照明とコンセントが高額になっています
照明は最低限にしていたため削れる場所がありませんでした
ダウンライトのLEDは明るさを少なくすることで1か所1000円減額ができます
ただ数がもとから少ないため暗くするのはやめました
コンセントに関しても我が家は平均より少ないため削れませんでした
照明は施主支給までして安くしているため減額は難しいです
クロークポール(門柱)は外構でやる
一条工務店のハイドロテクトタイルを使った門柱をオプションで選べます
メンテナンスもラクで外壁と揃えられるため、採用を検討していましたがやめました
12万円と意外に高い
外構でおしゃれな門柱を探すことにしました
電動シャッターはいらない
台風で窓が割れたらと不安になり窓にシャッターを検討しました
虫も多い地域で室内に虫が入る可能性を考え電動シャッターを採用していたが、一条工務店の窓は強化ガラスで採用の必要がないため、とりやめました
オプション以外で減額を検討した場所を紹介
オプションだけで100万円単位の減額は難しいです
そのためオプション以外で減額できそうなところを探しました
階段下収納の減額方法
階段下収納はフローリングと壁紙がオプション扱いです
実はこのオプションは減額できる方法があります
ドアをなしにするとフローリングと壁紙クロスが無料となり減額できる
収納を隠すだけならロールカーテンを使う方法があります
我が家では妻が絶対にドアが欲しいというので、フローリングと壁紙なしにしました
フローリングや壁紙がなくても、木が飛び出てひっかかるようなことはありません
網戸を減らせば減額できるのか検討した
網戸を最低限の場所だけににすると減額できます
しかし実際に必要なところだけ網戸に変更してみたが、1万円ほどしか減額できませんでした
網戸を全窓につける場合は割引がきいていますが、1つずつにすると高くなります
1、2か所など厳選できれば数万円の減額ができる
屋根急勾配
1階が狭いと屋根勾配が大きくなります
勾配が大きいとオプションで屋根勾配をつける必要があります
屋根急勾配は38万円の高額オプションだった
- 1階を1坪増やすか
- 2階一部の天井を斜めにして勾配を小さくする
このどちらかで対策できると言われました
結果2階の天井を斜めにしています
写真で見ましたが、そこまで気にならないぐらいでした
もし1階を1坪増やす場合は90万円近く増額になります
工事中に大工さんが勾配部分を工夫して天井が低くならないようにしてくれました
結果的に無料で悪影響なく減額できました
折れ戸を減らした
折れ戸は3つ目からオプションになります
折れ戸を引き戸に変更したことで13万円減額しました
自在棚も減額可能
自在棚は棚の段数を減らすと減額することができます
我が家ではもともと棚の数が少ないため減額は難しかったです
壁紙クロスの減額を検討する
オプションクロスやアクセントクロスは数が多いと高額になります
我が家はもとから壁紙クロスに関して予算を少なくしていましたが、今回さらに減らしました
シンプルな標準の白い壁紙でもインテリアなどで後からアクセントをつけられる
小屋根裏収納の減額方法
小屋根裏収納に換気目的で窓をつけていましたが、結構高額なオプションであり不採用にしました
- 空気がこもる
- 掃除で困るなど
実は不採用にして後悔しました
小屋根裏収納も階段下収納と一緒でフローリングと壁紙んいオプション費用がかかります
ここもフローリングと壁紙はなしにしました
最終的に減額できた費用
最終的に減額できたのは100万円程度でした
結構削ったつもりですが、打ち合わせも後半になってしまうとこれ以上大きな減額は難しいです
オプションだけで減額は厳しいですが
- 仮契約の一時金を返金
- 地盤改良が不要になる
- 諸手続きで残金がでる
- 大工さんの工夫で予算があまるなど
我が家は最終的に200万円あまりました
地盤補強がなくなるように祈る
地盤が弱いと地盤改良の費用が必要です
我が家では100万円を予算として抑えています
地盤改良が必要になるかわかるのが着工承諾後
つまり予期せずいきなりかかる高額な費用です
地盤補強が不要であれば、予算を外構に回しましょう
外構も思っている以上に高額です
まとめ
間取りの話が進む前にオプションはある程度決めておきましょう
間取りが決定してしまうと減額できる場所が限られます
カーテン、外構、地盤改良など見積りに含まれているか確認してください
意外と高額な費用がかかってしまいます
地盤改良は不要になれば外構やインテリアに使う予算として考えておけばいいと思います