一条工務店のグレイスキッチンでは
御影石カウンターとグラリオカウンターから選べます
- キッチン天板は何をみて
えらべばいいのか - 御影石は硬いので食器が割れるって本当か
- グラリオカウンターと御影石はどう違う
- お手入れを知りたい
これらは私がキッチン天板を
選ぶときに確認したことです
御影石は高級感があって好きだけど
硬いから食器がよく割れると聞きました
最近人気の御影石も食器が割れやすい、変色するなど
デメリットをよく聞きます
結論としてキッチン天板は
見た目の好みでいい!
毎日使う場所の予算を削る方が後悔する!!
最新キッチンであり性能が大きく劣るものはありません
どちらの天板も十分満足できる性能です
我が家のように
樹脂シンクを選ぶ場合は
グラリオカウンター
一択になります
キッチン天板で悩んだら
シンクで決めてもいいでしょう
グラリオカウンターと
御影石の特徴を理解し
後悔のない選択をしましょう
キッチン天板選びは直感が一番大切
グレイスキッチンではキッチン天板が
- グラリオカウンター
- 御影石カウンター
の2つあります
まず実際に
展示場で見て、触って
感じてください
手触りや見た目が全然違います
基本的には直感で好きな方を
選べばいいです
キッチンは毎日使う場所です
こんなキッチンで料理したいと感じる
好みのものでなければ
後悔する可能性が高いです
もし樹脂シンクを選ぶ場合は
グラリオカウンターしか選べません
好きなシンクから選ぶのも方法の1つです
直感で選んでいいと言われても
性能もしっかり見て決めたい
そう思う人がほとんどだと思うので
グラリオカウンターと御影石の特徴を書いていきます
グラリオカウンターの特徴
グラリオカウンターの特徴はなんですか。 – カウンター – Panasonic
グランセゾンでは
標準仕様のキッチン天板です
人工大理石でできており
御影石のような天然石ではなく
アクリル樹脂やポリエステル樹脂で
作られています
外観は人工大理石だが高級感がある仕上がり
レザー調の仕上げで石目調フローリングと相性がいい
樹脂シンクを選びたい
オプション費用は使いたくない
白系のカラーを選びたい
御影石のような光の照り返しが苦手
ガラスや陶器系の食器をよく使う
スゴピカ素材で毎日掃除ラクラク
グラリオカウンターは
Panasonicで開発されました
有機ガラス系素材でできており
汚れからキッチンを守ります
有機ガラスはアラウーノでも
使われています
撥水効果が高く汚れに強いです
PanasonicからYOUTUBEで
動画紹介されています
掃除で一番気になる水垢汚れに強い
シンクの汚れで一番気になる汚れは水垢です
グラリオカウンターでは
有機ガラス系素材で撥水・撥油効果があり
水垢やしょうゆなどの汚れも
洗剤を使用せず
普段の掃除は
水拭きできれいにふき取れます
水拭きできれいに汚れをとれるのは
御影石と変わりません
- 水と油をはじく素材
- Panasonicの
アラウーノと同じ
技術で作られている - 天然石と違い
細かい穴がなく
汚れがしみこまない
表面が硬くキズがつきにくい
グラリオカウンターの硬度は9Hです
9Hはナイフと同じくらい硬い
硬度9Hとは
グラリオカウンターの硬度は
鉛筆硬度●Hという表記をされています
鉛筆硬度では9Hが最高ランクです
JIS規定の●Hの鉛筆でひっかいたときに
傷がつくかどうかを見ます
スマホのガラスフィルムによく
硬度9Hと表記があります
JIS規定とは
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)
日本の産業製品に関する規格や
測定法などが定められた
日本の国家規格のこと
光沢が少なく落ち着いた雰囲気になる
グラリオカウンターは御影石のように
光が照り返しているピカピカとした
カウンターではありません
照り返しの少ないカウンターになっており
落ち着いた雰囲気に仕上がります
樹脂シンクを選ぶことができる
ステンレスではなく
樹脂シンクを選びたい場合は
キッチン天板がグラリオカウンターになります
御影石ではステンレスシンクしか選べません
樹脂シンクはキッチンシンクと一体化させるため
御影石ではできないのだと考えられます
グラリオカウンターはカラーが3色から選べる
選べるカラーは
- ホワイト
- ベージュ
- ブラック
樹脂シンクだとホワイトでカラーを統一できる
ホワイトとベージュでは汚れが目立ちやすい
樹脂シンクをホワイトにして
キッチン天板もホワイトにすると
白系で明るく統一感のあるキッチンになります
ただしホワイトやベージュなどの
明るい色にすると
汚れがついたときに目立ちます
グラリオカウンターのデメリット4つ
ザラザラした触感が苦手な人もいる
硬いため食器が割れやすい
研磨できない素材のためメラニンスポンジが使えない
御影石より耐熱性が劣る
御影石と違い表面がザラザラしており
拭き掃除のときに気になる人がいます
実際に展示場で触れてみてください
硬度が高く食器が割れやすい
グラリオカウンターは硬度が9Hと硬いです
ぶつかったときにやわらかい方が
割れることがあります
とくにガラス製のグラスや陶器は割れる可能性がある
樹脂シンクでは柔らかいとキズがつくと聞きました
- 硬いと食器が割れやすいですがキズがつきにくい
- 柔らかいとキズがつきやすいけど食器は割れにくい
メリット、デメリットは一長一短です
キッチン天板がキズつくか食器が割れるか
どちらもキズつかいないのは難しいです
割れやすいと言っても
ちょっと置いただけ、ぶつけただけで
簡単に破損するようなものではありません
それに御影石に比べると
割れにくいです
研磨できない素材のためメラニンスポンジが使えない
普段掃除ではキッチン天板に
中性洗剤とスポンジを使うことが多いと思います
グラリオカウンターは
表面をコーティングされており
研磨剤の入った
メラニンスポンジを使うと
表面のコーティングがはがれ
防汚効果と耐熱効果が
損なわれます
樹脂シンクと一緒に掃除するときは
注意しましょう
御影石より耐熱性が劣る
御影石と比べてグラリオカウンターは
耐熱性で劣ります
しかしグラリオカウンターでも
280~320℃を20分耐えられます
ちょっと触れただけ
置いただけでは問題ないですが
一応公式では鍋敷きを推奨されています
御影石カウンターの特徴
御影石とは
マグマが地中で冷えて
固まったもので
墓石や建材によく使われます
耐久性が高く
劣化しにくい素材です
御影石で作ったキッチン天板の特徴は
- つるつるしており手触りがいい
- 天然素材で高級感がある
- 傷つきにくい、ついても目立ちにくい
- 御影石は水垢はほとんどつかない
- 高温のものをそのままおける
グラリオカウンターと違い
表面がつるつるしています
この手触りが好きで
御影石を選ぶかたもいます
そしてなによりも
天然石で高級感のある
外観が魅力
天然石の高級感は
御影石でなければ出せませんね
御影石は傷つきにくい
天然素材である御影石は
硬度がグラリオカウンター以上です
墓石に使われるだけあり
劣化に強く耐久性が高いのが特徴です
さきほども説明しましたが
硬度の高い素材はキズがつきにくいです
さらに御影石の場合は
キズがついても目立ちにくいです
御影石は水垢汚れが目立たない
御影石はキズつきにくいだけでなく
水垢汚れもつきにくいです
そしてキズと同様に水垢も目立ちにくいです
御影石はデメリットが多い
正直グラリオカウンターは
普採用するのに困るほど
大きなデメリットはありませんでしたが
御影石には採用段階から悩むほどの
大きなデメリットがあります
オプション費用が高額
硬くてすぐ食器が割れる
シンクとのつなぎ目が掃除しにくい
白系カラーがない
オプション費用が高額になってしまう
グラリオカウンターは標準で
採用できますが
御影石はオプションになっています
オプション費用は
キッチン天板の御影石
だけでなく
カップボードの天板にも
かかります
キッチンはカップボードも一緒に
採用することが多いため
キッチンの統一感を出すためには
どうしても
カップボードにも御影石が必要です
- キッチン天板:10万円
- カップボード:3.5~10万円
合わせて
20万円前後のオプション費用がかかります
カップボードの御影石オプションは
サイズによって変わります
カップボードのサイズ | オプション費用 |
90cm | 35,000 |
135cm | 55,000 |
180cm | 70,000 |
225cm | 90,000 |
270cm | 105,000 |
食器を雑に扱うとすぐに割れる
グラリオカウンターでも硬度が高く
食器が割れることがありますが
御影石ではちょっと置くだけで割れたと言うかたもいます
マットを敷く、毎回気を付けて扱うなど
対策をしていなければ
使える食器に制限が必要になります
キッチン天板とシンクの間にすき間がある
キッチン天板とステンレスシンクの間に
くぼみがあります
そこに
水や汚れが入り込み
染みになってしまうことがあります
ただしキッチン天板自体の掃除はラクです
コーヒーやしょうゆなどこぼしても
水拭きだけできれいになるレベルの性能
があります
またがんこな汚れも
中性洗剤を使えば取れます
キッチン天板は掃除しやすいが
シンク掃除には注意が必要
白系カラーがなく見た目に変化がつけられない
御影石はグレーとブラックしか選べません
キッチンの色合いに制限が出てしまいます
グレイスキッチン自体は
独立キッチンとして採用することが多いですが
部屋全体の統一感や明るい色合いに
したい場合は
グラリオカウンターで白やベージュの
色合いを選びましょう
耐熱性が高く鍋をそのまま置ける
御影石は耐熱性が高く600℃まで
問題ないとされています
調理中に鍋やフライパンを
キッチン天板に置いても問題ありません
調理はしやすくなりますね
まとめ
キッチン天板は見た目以外では
性能自体に大きな差はありません
一番大切なのは直感です
好きな方を選びましょう
感覚的なものだけでなく性能面を考えるなら
御影石カウンターがいいです
ただし硬度が高く
割れ物には注意が必要です
御影石は高額オプションです
20万円を他に使う方がいいのか
キッチン天板に使うのか
他の予算に使うのか
どちらがいいかよく考えて選びましょう