太陽光発電+蓄電池で電気代5,000円以下を実現できる家づくり。
- 太陽光発電で電気代を安くして貯金できる。
- 売電で固定資産税を払う生活。
- 停電で子どもが怖がらない家づくり。
- 太陽光発電って元がとれるの?
- シミュレーション通りいくの?
- 故障やメンテナンス費用が知りたい。
- 太陽光パネルや蓄電池を後付けしたい。
故障やメンテナンス費用もかかるし不安だけど、太陽光発電のシミュレーションより発電できるし、メンテナンスも高くないから元がとれるよ。
我が家の太陽光発電スペック
- 太陽光パネル13.25kw載せ
- パネルは南西向き
- 太陽光+蓄電池で247万円
- 蓄電池は1つで7.04kw
売電収入節電、そしてメンテナンス費用減額のために、太陽光発電システムを設置しました。
- 一条工務店のシミュレーションと実際の売電額を発表
- 太陽光発電の故障やメンテナンス費用
- 設置には高額な補助金がもらえる
- 蓄電池の設置をおすすめする理由
我が家は太陽光発電+蓄電池で年間10万円以上の貯金が可能でした。固定資産税もそこから払っています。
電気代はまだまだ高騰中、電気代が安くなり売電で固定資産税を払える太陽光発電は採用する方がいいでしょう。
一条工務店の太陽光発電の解説やメリット・デメリットは別記事でしています。
太陽光発電のシミュレーション結果を発表
我が家のシミュレーションでは年間264,665円の利益。
30年間で5,739,860円の利益でした。
雪が降るので1月は売電0円で計算しています。
一条工務店は厳しめのシミュレーションで有名。
我が家の太陽光発電スペック
- 13.25kw
- 南西向き
- 247万円
- 蓄電池7.04kw
太陽光は13.25kwですが、実際の売電可能な容量から10kw未満申請をしています。10kw未満の解説は次でしています。
10kw未満は住宅用の太陽光発電
実際は13.25kwのっていますが、申請が10kw未満なのは実際の売電平均が10kwになるからだそうです。
10kw未満申請とは
10kw未満が住宅の太陽光で、10kw以上は企業向けとなり売電価格が減る。
- 10kw未満なら1kwで19円
- 10kw以上は1kwで11~12円
※2022年の売電単価は19円、2023年で16円。
売電単価は契約時から10年間固定されます。10年目以降の売電単価は下がるのが一般的。一条工務店は10年目以降、電力会社よりも高めに買い取る契約をしてくれます。
実質の電気代は赤字ゼロ?
これはシミュレーションの発電量です。毎月これ以上の発電をしています。次に実際の発電量も載せておきます。
この画像は我が家の太陽光発電を1年間を記録したものです。
年間発電量は16,688kwh
シミュレーションよりも発電しているのがわかるね。
雪の多い日本海側の地域でこれだけ発電できれば十分だと思うよ。
実際に太陽光発電で得た売電と毎月払っている電気代を公開します。
- 5~6月:24時間再熱除湿
- 7~9月:再熱除湿+弱冷房
- 10月~11月:床暖房+エアコン併用
- 12月~3月:24時間床暖房
- 電気代高いところは外構工事で電力を使われています
売電は1kw=19円(2022年)
月 | 売電額(円) | 電気代(円) | 収支(円) |
3月 | 11,970 | 6,455 | +11,325 |
4月 | 25,954 | 3,578 | +22,376 |
5月 | 32,794 | 2,642 | +30,152 |
6月 | 22,515 | 2,442 | +20,073 |
7月 | 17,993 | 3,032 | +14,961 |
8月 | 21,375 | 3,351 | +18,024 |
9月 | 18,088 | 3,590 | +14,498 |
10月 | 13,357 | 3,726 | +9,631 |
11月 | 14,972 | 5,814 | +9,158 |
12月(電気代高騰) | 9,044 | 12,535 | -3,491 |
1月 | 7,030 | 34,990 | -27,960 |
2月 | 6,194 | 24,155 | -17,961 |
トータルコスト | +100,786 |
※表は2022年11月~2023年10月
12月以降は電気代高騰で一気に買電が増えています。また太陽光発電からの自己消費は、平均で毎月500~700kwです。
太陽光発電がなければ毎月1~3万円の電気代増額です。
8月後半から日中にエコキュートの湧き上げ、蓄電池を省エネモードへ。
話題のN式を採用して電気代が半分以下になったよ。でも電気代の高騰と冬の天候不良で買電が高額に。
2022年12月から全国で電気代が高騰。
週1回しか晴れない私の地域は電気代が高額になっちゃった。N式は冬に使えないね。
今話題のN式は昼間に電力を使うのがポイント
N式は夜間に使う電力を減らして日中に電気を使う考えです。
でも夜のエアコンを我慢してる人もいたよ。設定を天気に合わせて変えたり、我慢する生活はしたくない。
夜間の電力を減らせたらいいなぐらいで始めたらいいよ。私も毎日電気のことを考えて生活できない。負担のない範囲でやればいいんだよ。
- 太陽光で自家消費すれば買電が減り燃料費調整額が安くなる。
- 天気が悪いと発電できず、N式は使えない。
昼に電気を多く消費して夜間を減らしても売電が減るから一緒じゃない?
燃料費調整額が減るからトータルでは安くなるんだよ。
売電は若干減りますが、電気代は確実に減ります。燃料費調整額は買電が多いほど高額になるオプションのようなもの。
太陽光で昼の電力を消費、蓄電池で夜間の電力を消費すれば電気代は思った以上に安くなります。
固定資産税を売電で払えるのか
我が家の固定資産税は約10万円でした。太陽光発電で少し足りないぐらいでしたが、節電をうまくやれば売電だけで固定資産税を払えると思います。
一条工務店の固定資産税と売電額の平均
- 固定資産税は年間10~15万円
- 太陽光の売電利益は月1~2万円
固定資産税を払って少し余るぐらいの人が多いです。
太陽光のローンを別で組んでいる方は、支払い終わるまで固定資産税を払うだけの利益がありませんので注意してください。
私は太陽光発電と蓄電池を住宅ローンに入れています。
太陽光発電にかかる費用を紹介
太陽光発電にかかる費用
- 太陽光パネル
- 蓄電池
- メンテナンス費用
- 故障時の修理費用
それぞれ解説していきます。
我が家の太陽光は247万円かかった
一条工務店では、10年1か月で元が取れるシミュレーションとなりました。
太陽光の発電効率は劣化で年間1%低下します。発電効率が落ちたと考えてシミュレーションされる。
シミュレーションよりも発電しているため、10年かからず元が取れる。
補助金の存在も大きいです。実質1年分の支払いが不要になりました。
補助金についても説明していきます。
太陽光発電には高額な補助金がある
太陽光発電には国や市町村からの補助金があります。
地域によって差はありますが、高額な補助金がもらえるかも。
私の場合は24万円の補助金がもらえました。
興味のある方は『自分の市町村 太陽光 補助金』で検索してください。
蓄電池にかかった費用はゼロ
我が家は電力革命キャンペーンで蓄電池が1台無料でした。
2023年、蓄電池は1台目が20万円で設置できました。しかし値上げが続いており、見積もり額が上がると思われます。
2台目や後付けで設置するときは70万円(2023年)かかります。
蓄電池は最初につける方が安いです。
蓄電池をつけた方がいい理由
- 消費電力を減らして電気代を安くできる。
- 今は電気代が上がり続けている。
- 停電時に電気が全て使える。
- 補助金がある。
蓄電池の初期費用はかかるが、それに対してメリットが大きい。とくに電気代高騰は家庭に大きな影響を与えています。
電気代を気にせず、補助金までもらえるなら設置するしかないね。
個人的にはつけない理由を探す方が難しい。
蓄電池のメリットとデメリット、2台目増設に関してもまとめています。
実は蓄電池の設置費用が今でも無料な理由
キャンペーンが終了した蓄電池無料。
しかし地域によって差はあるが、高額な補助金を受けられるため設置でプラスになります。
私の場合は無料の蓄電池で32万円の補助金がもらえました。
1台20万円の蓄電池、でも30万円以上の補助金がもらえるならお得ですよね。
蓄電池+太陽光のセットで申請するため、補助金が高額になります。
一条工務店の蓄電池は安くて、補助金もあるから蓄電池を2台設置する人もいます。
2台目の蓄電池は補助金がもらえない地域もあるため、役所に要確認。
2台目の蓄電池や後付けを考えている人は蓄電池解説を参考にしてください。
太陽光発電のメンテナンス費用
太陽光発電で気になるのがメンテナンス費ですよね。
- 維持費がいくらかかるのか。
- 故障したときの修理は?
- 保証はどうなの?
その疑問を解決します。
太陽光発電のメンテナンスは複数あります。
- パワコン交換
- ソーラーパネルの修理
- 屋根材のメンテナンス
- 定期点検
それぞれ説明していきます。
パワコン(パワーコンディショナー)は故障する
- 15~20年で交換が必要
- 交換費用は20万円
- 保証は10年
- 交換費用の積み立ては月800円
パワコンは発電した電気をコンセントで使えるように電力を変換する機械です。
寿命が15~20年となっており、定期的な交換が必要になります。保証は10年ですが、耐久性があり保証期間中に故障することはまれ。
故障は初期不良がほとんど。10年以内で故障しなければ問題ありません。
毎月800円の積み立てと考えたら、そこまで高額な費用ではありません。売電額でいうと約2年分です。
ソーラーパネルの耐久は20年以上
耐久保証は20年ですが、一条工務店の太陽光が故障して全て交換になった事例はききません。
劣化による発電量の低下はあるものの、高額な費用を使っての交換はありません。
もし故障したらと心配ですが、10年間は保証期間。10年持てば不良はないため故障する可能性は低いです。
もし20年で故障してしまったら?
耐久年数の20年で故障した場合どうするのか。
我が家の売電メリットでは20年で400万円を超えます。最初の10年でローンは返済しているため、残り200万円は手元に残ります。
その200万円で太陽光の交換が可能だと思われます。
実際に交換した前例がなくてはっきり値段は言えないね。
一条側も明確な金額は不明だってさ。でも太陽光パネルは故障しても屋根材として使えるよ。
太陽光を屋根材として使っているため、屋根のメンテナンスは不要です。
故障してもそのまま屋根材として使えます。
災害で故障した場合はどうするの?
太陽光パネルの故障で注意するのは、雹(ひょう)や台風による飛来物による破損です。
自然故障でない場合は火災保険で対応しなくてはいけません。
台風や雪の多い地域、雹(ひょう)が多いところは火災保険も検討しましょう。
火災保険の保証内容を参考にしてください。
定期点検の費用がいらない
太陽光発電は4年に一度2~5万円かけて点検が必要と決まっています。
参考:スマエネHP
点検にもお金がいるの?
普通は必要なんだけど、一条工務店は無料なんだ。実は毎日点検しているんだよ。
一条工務店はネット経由で発電量をチェックしています。つまり毎日データが一条側に送られている。問題があれば一条工務店がすぐにわかるため、定期点検がいりません。
トラブルがあれば一条工務店からも連絡がきます。
まとめ
我が家のシミュレーションでは年間264,665円の利益
30年間で5,739,860円の利益でした
故障やメンテナンス費用もかかるし不安だけど、シミュレーションより発電できるし、メンテナンス費も高くないから元がとれるよ。
太陽光+蓄電池で電気代が5,000円以下も実現できる。
実際に太陽光発電で得た売電と毎月払っている電気代を公開。
- 5~6月:24時間再熱除湿
- 7~9月:再熱除湿+弱冷房
- 10月~11月:床暖房+エアコン併用
- 12月~3月:24時間床暖房
- 電気代高いところは外構工事で電力を使われています
売電は1kw=19円(2022年)
月 | 売電額(円) | 電気代(円) | 収支(円) |
3月 | 11,970 | 6,455 | +11,325 |
4月 | 25,954 | 3,578 | +22,376 |
5月 | 32,794 | 2,642 | +30,152 |
6月 | 22,515 | 2,442 | +20,073 |
7月 | 17,993 | 3,032 | +14,961 |
8月 | 21,375 | 3,351 | +18,024 |
9月 | 18,088 | 3,590 | +14,498 |
10月 | 13,357 | 3,726 | +9,631 |
11月 | 14,972 | 5,814 | +9,158 |
12月(電気代高騰) | 9,044 | 12,535 | -3,491 |
1月 | 7,030 | 34,990 | -27,960 |
2月 | 6,194 | 24,155 | -17,961 |
トータルコスト | +100,786 |
※表は2022年11月~2023年10月
太陽光発電にかかる費用
- 太陽光パネル
- 蓄電池
- メンテナンス
- 故障
- ローン
太陽光発電と蓄電池は地域によって差はありますが、高額な補助金がもらえる可能性がある。
私の場合は合わせて56万円の補助金がもらえました。
興味のある方は『自分の市町村 太陽光 補助金』や『市町村 蓄電池 補助金』で検索。
太陽光発電のメンテナンスは複数あります。
- パワコン
- ソーラーパネル
- 屋根
- 定期点検
パワコンのメンテナンス
- 15~20年で交換
- 交換費用は20万円
- 保証は10年
- 交換費用の積み立ては月800円
太陽光パネルは耐久性20年となっています。
もし故障したらと心配ですが、10年間は保証期間。10年持てば不良はないため故障する可能性は低いです
耐久年数の20年で故障した場合どうするのか。
我が家の売電メリットでは20年で400万円を超えます。最初の10年でローンは返済しているため、残り200万円は手元に残ります。
その200万円で太陽光の交換が可能だと思われます。
実際に交換した前例がなくてはっきり値段は言えないね。
一条側も明確な金額は不明だってさ。でも太陽光パネルは故障しても屋根材として使えるよ。
太陽光を屋根材として使っているため、屋根のメンテナンスが不要です。
故障してもそのまま屋根材として使えます。
自然故障でない場合は火災保険で対応しなくてはいけません。
台風や雪の多い地域、雹(ひょう)が多いところは火災保険も検討しましょう。
火災保険の保証も参考にしてください。
高性能な蓄電池が欲しい方や、2台目を考えている方は、蓄電池の増設に関する記事もみてください。
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