- トイレはやっぱり2つ必要?
- 高くなるから1つにしたいけどダメかな?
- トイレよりほかの部屋を広くしたい
トイレは家族構成や生活環境でおすすめの数がかわるよ
本当に2つ必要か解説していくね
平屋だから1つ、2階建てだから2つトイレをつくるわけではありません
2階建ての我が家は子どものことを考えてトイレを2つ作りました
小さな子どもがいるとトイレを我慢できないため、トイレが1つでは間に合わずにもらすことがあります
トイレの数が生活にどう影響するのか、よく考えて家づくりをしましょう
- トイレが2つのメリットとデメリット
- トイレの数をどうやって決めるか
この記事を読むとトイレを増やしたときの予算の違いや、自分たちの生活にはトイレが何個必要か考えることができます
トイレの設置する場所についても解説しているので参考にしてください
トイレの増設で変わる予算はいくらか
トイレを増設する予算は工務店やハウスメーカーで変わります
たとえば一条工務店なら2階建てはトイレが2つ標準でつけられます
しかし平屋なら2つ目はオプション
2つ目がオプションになる工務店やハウスメーカーが多いみたい
住友不動産など一部では標準でもつけてくれるみたいだよ
2つトイレをつける人が多いから、標準で2つにしてほしいよね
オプション扱いでは選んだトイレによって予算がかわります
標準で採用できたトイレでも10万円前後のオプション費用がかかる
選べるトイレの種類はこちらの記事で紹介しています
トイレ以外にも必要な費用を紹介
忘れがちですが、トイレを増やすには坪数を増やす必要もあります
1帖トイレなら坪単価半分の費用が増えます
一条工務店で1畳増やすには、75~90万円かかるためよく検討してください
ほかにもトイレの手洗いで洗面台や手洗い器をつくる場合、手洗い場の増設にも費用がかかります
手洗い場にも10~20万円かかることが多いです
壁紙にこだわったり、オプションの高いトイレを採用するとさらに値上がりするから注意してね
適切なトイレの広さは別記事で解説しています
トイレが2つあるメリットは5つ
- ゆっくりトイレが使える
- プライベートと来客用に分けられる
- 音を気にせず使える
- 故障してもトイレが使える
- 感染症対策ができる
ゆっくりとトイレが使える
トイレでスマホを触ったり読書する人もいます
長時間トイレを使いたいなら2つにするのがオススメ
トイレが1つだとほかの人を気にして長く使うことができません
プライベートと来客用に分けられる
来客の多い家庭ではトイレを2つにするといいでしょう
来客用はおしゃれなトイレにして、プライベート用は落ち着ける雰囲気や遊びのあるキャラクター物、柄物の壁紙を使えます
壁紙の選び方はこちらの記事でまとめています
音を気にせずトイレを使える
ほかにも音を気にせずトイレを使えるメリットがあります
もしトイレの近くに人がいても別のトイレを使えます
来客があると玄関のトイレは使いにくい
夜中に寝室の横にあるトイレも同じだね
故障してもトイレが使える
水周りのトラブルで1番多いのがトイレです
もしトイレが1つしかないと故障時に修理が終わるまで使えません
小さな子どもがいたら我慢できないよ
感染症対策ができる
誰かがノロウイルスのような感染症にかかると、同じトイレを使うことで家庭内感染を起こす可能性があります
また流行しているコロナウイルスのように隔離が必要な場合でも、トイレを分けて使えるため最近は人気が高いです
トイレを2つにしたデメリット7つ
- 掃除が大変
- トイレで間取りが制限される
- 予算が高くなる
- メンテナンス費用が必要
- 家の性能が低下する可能性がある
- 外の音が入ってくる
- 家族のコミュニケーションが減る
掃除が大変になる
掃除場所が増えることで手間が増えます
水周りの掃除は嫌いな人が多く複数トイレがあると苦痛です
トイレで間取りが制限される
トイレを複数設置することで他の部屋を狭く調整する必要があります
たとえ1帖でも好きな間取りが組めなくなることもあるよ
我が家なら、トイレを1つに減らすとランドリールームを4帖にできました
Instagramで見つけたおしゃれで使いやすそうなランドリールームが4帖だったので、悩みました
予算が高くなる
トイレを増設するため
- トイレの費用
- 間取りを増やす
- 手洗い器などのオプション品など
トイレの便器以外でも予算がかかります
メンテナンス費用が必要
トイレも10年以上使えば交換や修理が必要になります
2つトイレがあると、1つよりもメンテナンス費用が高くなるのは当然です
家の性能が低下する可能性がある
トイレを作ると窓や換気扇が増えます
とくに換気扇は直接外とつながっているため、外気が室内へ入ってしまう
窓の失敗例は別記事で紹介しています
外の音が入ってくる
防音性能は換気扇があると低下する
一条工務店は防音性能が高く外の音がほとんど聞こえません
しかし換気扇から外の音が入ってくるため、トイレが多いと防音性能が低下します
一条工務店なのに外の音が気になる
そうならないように注意が必要だよ
トイレの換気扇はまとめ記事で解説しています
家族のコミュニケーションが減る
2階建てで子ども部屋が2階にあると、トイレを2階で済ませるため1階に降りてこなくなります
顔を合わせる機会が多いほど信頼関係は築きやすい
そのためリビング階段も人気がありました
同じ理由で子ども部屋からトイレまでの導線も注意してください
2階建てはトイレが2つ必要?
- 賃貸でトイレは何個ありますか?
- 実家はどうだったでしょうか?
実はトイレ1つで生活していた人も多いです
私も実家は2階建てでトイレが1つです
特に困ったことはありませんでした
しかし子どもがいると2つあったほうが便利かなと思いトイレは2つにしています
2階建ては2つトイレがあると便利
2階には子ども部屋や主寝室を作ることが多いため、夜中のトイレでは1階まで降ります
- 暗い中、階段を降りると転落する
- 照明で目が覚めて寝つきが悪くなる
夜中に2階から1階へ行くデメリットを考えたとき、2階にもトイレが欲しいなと思いました
平屋のトイレは1つじゃダメ?
平屋の場合は1つでも使いやすいです
階段がないため、豪邸でもない限りトイレ導線に困りません
しかし家族構成で検討が必要です
- 人数が多い
- 家族に長時間トイレを使う人がいる
- 他の人が使ったあとに入りたくない
人によって考えはさまざまです
使う人に合わせて検討するのがいいでしょう
プライベート空間にトイレをつくってしまうと、来客時に奥まで入られることになるため注意してください
トイレを2つ作るならどこにすればいいのか
間取りを考えるときにトイレをどこに設置するのか悩みますよね?
玄関で慣れているけど、人が来たら使いにくいし
トイレの設置場所で間取りが大きく変わるのでよく検討してね
間取りで困っている人は失敗例を別記事で紹介しているので参考にしてください
来客用とプライベート空間の2か所に設置する
来客の導線を考える必要があり、リビングなどプライベート空間に入られたくないなら玄関にトイレを設置しなくてはいけません
トイレは朝の準備や帰宅導線も考える
トイレの手洗いを洗面台でする場合は水周りや玄関の近くになることが多いです
帰宅の手洗い導線や朝の準備、家事導線にも関わるため間取りの調整が必要になります
手洗い場所に関しては別記事で解説しています
トイレのためにセカンド洗面台を設置すれば自由度は高くなります
トイレの設置で避ける場所
トイレで避ける場所は
- 人がよく通る廊下
- 来客が多い家なら玄関
夜中にトイレへいくことを考えて寝室の近くにする人もいるでしょう
しかしその場合は注意が必要です
トイレに隣接する部屋は、ベッドが壁際にないよう工夫してください
外の環境にも気をつける
換気扇は外壁にできるため、外の音や虫、異物などを室内へ侵入させます
トイレの換気扇ができる外壁周囲の環境にも気をつけましょう
高齢になるとトイレは近い方がいい?
将来トイレに行くのが難しくなるとトイレは近い場所がいいのでは?と思う人が多いです
しかし実際にトイレへ行くのが難しいほどに身体機能が低下すると、近くにトイレがあってもいけません
実際は介護が必要になるとトイレの動作が自分でできないため、トイレが近くにあってもいけなくなります
トイレにいくのが大変な方は、ポータブルトイレといったベッドの横に置く簡易トイレを使います
車いすで行く人もいるでしょう
個人の意見ですが、いろいろ制限があり、やりたい間取りを我慢するなら無理に老後を考えなくてもいいと思います
まとめ
トイレは後から増設するのが難しい設備です
新築時によく検討しましょう
平屋ではトイレを1つにしてもいいです
しかし来客が多い家や家族構成によってはトイレの位置や数は注意が必要です
トイレを増やすメリットとデメリットも解説しました
- ゆっくりトイレが使える
- プライベートと来客用に分けられる
- 音を気にせず使える
- 故障してもトイレが使える
- 感染症対策ができる
- 掃除が大変
- トイレで間取りが制限される
- 予算が高くなる
- メンテナンス費用が必要
- 家の性能が低下する可能性がある
- 外の音が入ってくる
- 家族のコミュニケーションが減る
2階建ての場合は2つトイレをつくる方がメリットが多いです
しかし予算が高くなったり、家族のコミュニケーションが減るなどデメリットもあります
今まで生活してきた環境を思い出しながら検討すると良いでしょう
実家や賃貸ではどうだったか、これから子どもが増えるとどうなのか考えて検討してください