- 夏のジメジメが気になる
- うるケアだけで加湿できるのか心配
夏はサラサラ
冬はポカポカ
1年中快適な生活を送りたい
一条工務店で家を建てるなら年中快適な生活を送りたいですよね
グランセゾンは『さらぽか』が使えません
冬も床暖房で乾燥します
年中快適な生活を送るために大切なのは湿度です
SNSやYouTubeをみていると、一条工務店の施主の中には、加湿器や除湿器が必須と言う人もいます
- 加湿器や除湿器を使うのは場所をとる
- メンテナンスがめんどくさい
- 買うのが高い
家電を使うにはデメリットが多いです
とくに加湿器の掃除はめんどくさいですよね
しかも加湿器は部分的な加湿でカビが生えることもあります
簡単に湿度調整したいなら、調湿クロスを使いましょう
調湿クロスは湿度を調節できる壁紙です
水分を壁にためることができます
乾燥したら水分を放出、ジメジメしたら水分を吸着します
とくにうるケアと相性が良いです
- 調湿クロスの種類を説明
- 調湿クロスのメリット、デメリット
- うるケアと調湿クロスの相性について
調湿クロスをうまく使えば快適な生活を送れます
- 調湿クロスで湿度調整できれば、加湿器や除湿器を買わなくていい
- 家電を置く場所が必要なくなり、部屋を広く使える
- 給水や水捨て、掃除の手間がない
- カビや乾燥で悩まない
調湿クロスの種類と効果を解説
調湿クロスはメーカーごとに少しずつ性能や名前が変わります
今回は一番人気のサンゲツで使われている調湿クロスを紹介します
吸放出壁紙
一番コスパがよく使い勝手のよい調湿クロスです
おむつにも使われているポリマー素材でできています
- 水分をつかまえて、乾燥したら逃がす
- 1畳分でコップ1杯の水分を吸着できる
通気性壁紙
壁紙の通気性が高く、結露やカビの発生を防ぎます
壁紙自体に調湿効果はない
壁下地を特別な通気性の石膏ボードに変えないと効果的でない
通気性があるだけなので調湿効果は低いです
壁の下地と合わせて使うのもで、一条工務店ではあまり使えない壁紙だと思います
珪藻土(けいそうど)壁紙
- バスマットで使われている乾燥剤
- 小さな穴がたくさん開いており、湿度を吸着
- 吸放出壁紙の2倍効果がある
調湿効果だけでなく消臭効果もあるが、デメリットも多い
- やや高額になる
- 表面がザラザラしておりキズがつきやすい
- 種類が少ない
目安ですが、吸放出壁紙は1m当たり700円に対して珪藻土壁紙は1200円です
種類や面積で金額は変わりますが、吸放出壁紙よりは若干高くなります
一番のデメリットはキズがつきやすいこと
人や物がよく通る場所には設置しづらい
表面がザラザラして凹凸があり、物がこすれるとキズがついてしまいます
しかしそのザラザラ感がアクセントになるため、キズさえ注意すればおしゃれにもなります
個人的には和紙のようなザラザラ感が出せるため、和室のアクセントにおすすめ
あくまで壁紙なので、本物の珪藻土よりも性能は低い
珪藻土を使った塗り壁は性能は高いが、手間や予算もかかり施工も難しいです
そのため珪藻土を壁紙クロスにしたものが使われるようになりました
エコカラットが人気
エコカラットは高性能の調湿タイルです
見た目もおしゃれでアクセントとして人気があります
調湿効果以外にも高い消臭効果を持っており、玄関やキッチンに設置されることもある
調湿効果は珪藻土の6倍、吸放出壁紙の25倍
一条工務店で採用すると1m当たり1~2万円程度と高額
エコカラットは高性能だが価格が高いです
DIYをする施主も増えています
しかしDIYは難しく失敗例も多く注意が必要です
森のしずくでフロアコーティングをする場合は、セット価格でエコカラットが施工してもらえます
エコカラットは固定資産税が高くなる
エコカラットは高級品扱いとなり、年間で数百円~数千円の固定資産増額となります
固定資産税は引き渡しから1~2か月後に調査があり、その調査のときエコカラットがあると増額対象です
固定資産税を考えて、調査が終わってからDIYでエコカラットを施工する人もいます
壁紙クロスで湿度調整するデメリット
- 壁紙クロスがオプション費用
- 選べる壁紙が少ない
- 壁紙の寿命がきたときの貼り換えで予算が増える
- 壁紙だけで湿度調整できない可能性がある
調湿クロスはメーカークロスしかない
一条工務店オリジナルの壁紙には調湿クロスはありません
調湿クロスを使うならメーカークロスのみになります
メーカークロスを選ぶために予算が高くなります
調湿クロスは種類が少ない
メーカークロスは種類が豊富ですが、機能性壁紙自体は少ないです
そのため調湿クロスだけに絞るとさらに種類は限られます
カタログの目次から探してください
壁紙の寿命で貼りかえるときに予算が高い
壁紙は消耗品です
一般的な寿命としては10年前後になります
10年で劣化した壁紙を貼りかえると考えたら、そのたびに予算が高くなってしまいます
大きな増額ではありませんが、使っている場所が多いと高くなるかもしれません
壁紙の寿命に合わせて機能性壁紙の性能も低下していく可能性がある
調湿クロスだけで湿度調整できない可能性がある
あくまで調湿クロスは補助的なものです
エコカラットなら高い効果もあるが、吸放出や珪藻土クロスでは満足のいく結果が出ない可能性があります
まったく効果のないものではありませんが、『期待しすぎて後悔した』となる可能性もある
壁紙クロスで湿度調整するメリット
- 加湿器なしで湿度を維持できる
- 除湿器がなしでジメジメしない
- 家電を買う予算が減額できる
- 家電のメンテナンス不要
- 家電の収納や設置場所に困らない
- うるケアとの相性がいい
- 窓の結露がしにくい
加湿器や除湿器がいらない
調湿クロスやエコカラットなど壁紙で湿度調整をすると快適に過ごせます
とくに一条工務店は乾燥しやすいと言われており、加湿器を使う人が多いです
加湿器は吸水や掃除が大変
できれば家電に頼りたくない
壁紙で湿度を調整できたらラクですね
家電を買うお金もいらない
家の間取りや調湿クロスの面積、家族構成など、湿度は家ごとに違います
調湿クロスやエコカラットを使えば絶対に加湿器や除湿器が不要になるわけではありません
うるケアとの相性がいい
グランセゾンはさらぽか採用ができません
ロスガードのオプションはうるケアのみ
うるケアは家中の湿度を一定に保てるよう加湿します
調湿クロスは過剰な水分を吸着し、乾燥がひどいときに放出してくれます
うるケアと調湿クロスで効率的に湿度調整ができれば快適な生活ができる
うるケアで余った水分を調湿クロスが吸着して、必要なときに放出してくれます
過剰な水分は結露の原因にもなるため結露予防にもなりますね
調湿クロスはどこに使うといいのか
調湿クロスは水回りで使われることが多いです
- キッチン
- トイレ
- 洗面所
- 脱衣所
- クローゼットなど
珪藻土はキズが付きやすいため人どおりの多い場所や、物の搬入がある場所は避けましょう
まとめ
機能性壁紙は安価で生活の満足度が高いです
とくに調湿クロスは乾燥しやすく、うるケアのあるグランセゾンと相性のよい壁紙と言えるでしょう
調湿クロスは採用すべきおすすめオプションの一つ
コスパのいい壁紙は吸放出壁紙です
メンテナンスもしやすく、キズにも強いので日常使いによいでしょう
性能を追求するならエコカラット
調湿効果は珪藻土の6倍、吸放出壁紙の25倍
おしゃれなアクセントにも効果的です
ただし高額になるため注意が必要です
エコカラットは固定資産税の増額にもなります
エコカラットは住んだあとにDIYも可能でが、失敗する可能性もあり注意が必要です
エコカラットをつけたいなら、一条工務店や森のしずくなど業者に依頼して、最初から住宅ローンに組み込んでおくのがおすすめです