- 一条工務店の洗面台はどれがいいの?
- グレイスドレッサーが最新だから一番いいのかな?
リュクスドレッサーのデメリットを改善したグレイスドレッサーが一番使いやすいよ
一条工務店の洗面台は4つ選択肢があります
- グレイスドレッサー
- リュクスドレッサー
- セカンド洗面台
- 他社製品
他社製品は施主支給です
標準仕様ではないため採用できないか高額になることがあります
おすすめはグレイスドレッサー
一条工務店最新の洗面台で
- 収納量も多く機能性も高いため使いやすい
- 木目調も選べるため見た目もいい
私は展示場で見たときにグレイスドレッサーを即決しました
木目調の外観、トールボックス、ダウンウォール、ドライカウンターなど欲しい機能が盛りだくさんでした
- グレイスドレッサーの多機能性を解説
- 洗面台のサイズと高さの決め方
- 洗面台おすすめの壁紙クロスとフローリング
- セカンド洗面台の紹介
リュクスドレッサーを考えている方は以下の記事を参考にしてください
グレイスドレッサーのメリットとデメリット
グレイスドレッサーはリュクスドレッサーのデメリットを改善した洗面台です
そのためメリットもありますが、リュクスドレッサーにしかない機能もあるためよく確認してください
- 収納力と使い勝手が改善された
- 汚れにくく掃除がしやすい
- 木目調と鏡面塗装が選択できる
- アイスマートではオプション仕様
- 最新であり実際に使ったレビューが少ない
- 鏡裏収納が使いにく
- 子ども用の鏡がない
メリット、デメリットの詳細をグレイスドレッサーの特徴とともに説明していきます
グレイスドレッサーの特徴を解説
木目調が特徴的な外観
リュクスドレッサーと比べて木目調で重厚感があり、ホテルのような高級感があります
グランセゾンは落ち着いた雰囲気の内装で木目調の建具とよく合います
グレイスドレッサーのカラーにはプレミアムホワイトがあります
プレミアムホワイトはリュクスドレッサーと同じ鏡面仕上げの外観です
カラーは木目調と鏡面塗装を選べる
※サンドはよい画像がなかったので掲載できていません
グレージュ
- 木目調4色と鏡面塗装1色
- プレミアムホワイトはアイスマートでも選びやすい
鏡面塗装はリュクスドレッサーと同じ素材です
アイスマートでもなじみやすいカラーで、今人気のグランスマートで採用しやすい
プレミアムホワイトの注意点は取手
白に対して黒い取手が気になる方はやめた方がいいです
取手がかなり目立ちます
グレイスドレッサーの質感
凹凸のでるグレイステクスチャーで高耐久性
天然木材に比べて変色しにくく水に強い木目調パネル
木目調のコーティングは凹凸感があり、手触りも木の感じがします
ダークだと水で濡れていても気づきにくいため、知らない間に水が垂れた跡が残っている
防水や傷つきにくい加工がされているため簡単に汚れをふき取れます
部屋が明るくなるピアノ鏡面塗装
鏡面塗装は凹凸のない鏡のような仕上げです
光の反射を調整し鏡のように反射します
アイスマートのスマートキッチンのような感じに仕上がり、シンプルで明るい印象になる
水に強いのが特徴
プレミアムホワイトは
- 女性に好まれることが多い
- 採光の取りにくい場所に最適
- アイスマートのイメージに合う
- グランスマートで使いやすい
大人数で使用しやすいオリジナル多機能ミラー
鏡を動かすことで複数人の使用が可能になります
リュクスドレッサーと違い鏡の下に子ども用ミラーがない
子ども用の鏡は水が跳ねて汚れるため掃除が大変
掃除が嫌で鏡を外してタイルをDIYで貼る人もいます
リュクスドレッサーでは子どもが使用しやすいように下部の鏡を採用していますが、子どもが大きくなれば不要になります
ホテルみたいな2ボウルができない
4人家族以上では2人以上で洗面台を使用する頻度が多くなり、朝の準備や夜のお風呂上りなどは混雑します
そのため最近では2ボウルの洗面台が人気ですが
2ボウル不採用の一条工務店で建てた方の多くはセカンド洗面を設置する人が多い
洗面台の各収納スペースの紹介
グレイスドレッサーの特徴は収納力の高さです
ボックス収納はアミからケースへ変更され、下部も開き戸ではなく引き出しになりました
また上部はダウンウォールで手前まで降ろすことができます
物を入れやすく、奥まで使いやすい収納へ進化した
上部収納はダウンウォール採用で使いやすい
手前に引けば降りてくる収納です
上の収納は手が届かないので普段使わないものを入れてます
ダウンウォール収納なら高いところも使いやすく便利です
最近はダウンウォール収納が人気で、キッチンでもこの収納方法を採用しているものがあります
上部収納のデッドスペースがなく収納が改善された
ダウンウォールは少し重たいですが、物が入ると軽く感じるようになっています
展示場では重くて動かしにくいかもしれませんが、ダウンウォールについているレバーで重さの調整ができます
横収納にはトールボックスを採用し使いやすく改善された
カゴになったことで
- キズがつきにくい
- 収納できるものが増えた
- 物が落下しない
リュクスドレッサーは網のカゴでしたが、グレイスドレッサーでは不透明のボックスに変更されています
そのため隙間から物が落下するリスクが減り、収納できる選択肢が増えました
リュクスドレッサーのカゴの場合は、収納の扉にカゴが当たりキズがつくというデメリットもありました
引き出し収納は奥まで使いやすい
奥行きや深さがあり収納量としては見た目よりもあります
ソフトクロージングで優しく閉まります
一番上はプッシュ式になりました
鏡裏収納は狭いところがあり使いづらい
4面鏡だと家族それぞれの物が余裕を持って収納できます
鏡が多いため収納面積が小さくなる場所もありますが、収納量としては十分
右側は奥がマグネットになっておりドライヤーがくっついています
ただし大きな物は入らないのでコンパクトなドライヤーに限る
リュクスドレッサーは鏡裏収納は広いが、マグネット収納がなくドライヤー収納に困る
マグネット対応収納は賛否両論
背面にマグネットがありドライヤーがひっついています
個人的には大きなドライヤーが入らないため、ドライヤーの保管場所としてはイマイチ
両端の鏡は少し重いため扱いづらい
すぐ使いたいときに便利なティッシュBOX
下からティッシュが簡単に取れます
ちょっと使いたいなという時に便利です
使用後のティッシュを捨てるごみ箱をどうするか考えておく必要があります
ちょっとしたゴミ箱なら引き出し収納でも入りそうです
ティッシュはプッシュ式の引き出しに入れた方が私は使いやすかったです
フロートキャビネットで掃除がラク
営業担当には下に体重計が入れれると言われました
グレイスドレッサーの紹介画像にも体重計が映っています
しかし掃除の手間が増えるので私は何も入れていません
フロートキャビネットはロボット掃除機が通れるため掃除はラクです
掃除するスペースが増えただけで、あえて下にすき間を作る必要があったのか疑問
濡らしたくないものはドライカウンター
ドライカウンターは濡れないように一段高い位置にあります
コンタクトレンズやメガネ化粧品など置けます
ドライカウンターまで多少は水が跳ぶので全く濡れないというわけではありません
ドライカウンターがあるメリット
ドライカウンターがない場合、洗い場の近くや鏡の下にコップやメガネを吊ったり引っ掛けて収納している人が多いです
洗い場周囲は確実に水が跳ぶため濡れてしまいます
付着した水から細菌が繁殖するため、都度水分をふき取る必要があります
よく水周りが赤くなりますよね
目に見えるようになる頃には細菌の数が非常に増えてしまっています
細菌は8時間で繁殖する
水場は細菌の餌だらけなので注意して下さい
フラット設計、ハンドシャワーで掃除が簡単に
水がこぼれにくいようヘリが手前にあります
フラット設計で掃除がしやすくハンドシャワーで流せます
ハンドシャワーは根元が壁に取り付けられており
根元に水が溜まり汚れる心配がありません
また根元から引っ張り出せるため小回りが利き洗いやすいです
個人的にはもう少しシャワーがのびると良かった
少し短くて届きにい場所がある
タオルリング
標準でタオルリングがついています
注意点としては鏡の近くに設置すると鏡と干渉してしまい開きづらくなります
タオルリングの位置は自由に決めれる
必要なければつけなくてもいい
私はタオルリングを使っていません
引き出しの取手にタオルをぶら下げています
グレイスドレッサー上段の収納がなくなる
グレイスドレッサーの上段にある収納(ダウンウォール含む)が使えなくなる場合があります。
洗面台の上に配管のある間取りでは、収納がなくなる。
真上にトイレやお風呂などの水場があると、配管が必要になります。
その配管が原因で天井が低くなり、収納がなくなる可能性があるため、間取り作成時には注意してください。
洗面台の横幅と奥行きを解説
この記事では一条工務店の間取りの大きさで表示します
1マスは90cm(2マスが一畳)
グレイスドレッサーの奥行きは60cmです
洗面台に向かって立つとき、後ろに1マス~半マスは余裕がないと通路ですれ違うのが難しくなります
我が家は脱衣所とLDKの間に洗面台があります
よく通る通路になるため洗面台の前に1マス廊下として確保しました
最小サイズ幅1マスの洗面台は二人で並べない
最小サイズ
鏡が3つしかありません
- 大人二人並ぶのが難しい
- 収納は十分ある
収納が足りなければ空いたスペースに
自在棚や他の収納を変わりに作る方法もあります
大人2人なら幅1.5マスの洗面台
鏡が4枚になります
4~5人家族ならこれぐらいで十分です
実際に大人2人並べました
展示場サイズは幅2マスの洗面台
我が家は2マスのグレイスドレッサーです
展示場はこのサイズ
- 水栓の横に収納が来るため壁紙が濡れない
- 便利なトールボックスが使える
タオルや服を入れやすいトールボックスが使えるようになります
最大サイズの幅2.5マス
2、5マスはあまり見ない
両側に収納があり収納量は圧倒的に多いです
完全に壁と水栓が隔離され、洗面台の水しぶきが壁に跳びません
- 壁紙クロスがカビや汚れで傷まない
- 壁と洗面台の間にすき間ができず水が入り込まない
- 両側に収納のトビラがあり部屋のドアと干渉する可能性がある
- 圧倒的な収納量がある
洗濯機が横におけるタイプ
洗面所と脱衣所を一緒にしている場合に採用している人がいます
手洗いしてすぐに洗濯機へ入れることができます
自在棚や市販の棚を置いて工夫もできますが、洗面台自体の収納を標準で増やせるため、あえて棚を設置するメリットはないと思います
洗面台サイズは大きければ良いわけじゃない
大きい洗面台は坪数が大きくなり予算が高くなる
一条工務店は標準で一番大きいサイズへ変えられますが、標準だからと大きい洗面台を選ぶと間取りでスペースが増えて増額になります
グレイスドレッサーを大きくして1マス増えると20万円程度増額
1マス余るなら洗面台を小さくして隣に別で収納を作る方がいいこともあります
1.5マスの洗面台で収納量は十分足りる
洗面台の適切な高さは身長÷2
適切な高さは身長÷2前後と言われています
参考:LIXILのHPより
男女問わず使われる公共の洗面台は75~80cmに設定されていることが多い
子どもが使用するときは踏み台を使いましょう
- 高さの参考を載せていますが、実際にショールームや展示場で自分に合った高さを見る方がいい
- ショールームでは専門家にアドバイスがもらえる
我が家はキッチンの高さを相談しています
洗面台が高いとどうなるのか
顔を洗ったときに腕から肘に水が垂れる場合は洗面台が高い
床や周囲が濡れたり汚れたりしてしまうため掃除の手間が増えます
また収納も高くなり腕を上げることが増え肩こりの原因になる
洗面台が低いとどうなるのか
洗面台が低いと収納に手が届きやすいが、洗面時や掃除のときに腰をかがめるため腰痛の原因になります
グレイスドレッサーはダウンウォール収納になっており、高い収納も使いやすくなっている
一条工務店で採用できるセカンド洗面の紹介
一条工務店で採用できるセカンド洗面台を紹介します
一条工務店は2ボウル洗面を採用できないため、セカンド洗面を採用する方が多いです
オプションになりますが4人以上の家族構成の場合や2階にも洗面台が欲しい方は採用を考えてみてください
- TOTOのVシリーズ
- LIXILのエスタ
- LIXILのMV
TOTOのVシリーズ
- すべり台ボウルで排水溝へ水が流れやすい
- 洗髪もできるシャワーヘッドとスペース
- 飛び散りにくい水栓
- 下部収納が使いやすい奥ひろ収納
- 引き出し収納も選択できる
LIXILのエスタ
- Vシリーズよりも割高
- 鏡なしのタイプを選べる
鏡なしタイプは今流行りの帰宅してすぐ手が洗える導線に使える
LIXILのMV
- デザイン性が高い
- 水栓が浮いており掃除がラクなキレイアップ水栓
- 収納が多様
化粧品の入れやすい小物収納がある
2階にセカンド洗面台を採用するメリット
- 2階で加湿器や掃除に使う水を給水できる
- 家族が多いときに洗面台が混雑しない
水を使う必要のある掃除や加湿器がある場合は2階に洗面台があった方が便利
1階から水を汲んで2階に上がるのは大変です
特に一条工務店は全館床暖房であり冬は乾燥します
我が家はうるケアがあるので加湿器いらずでしたが、床暖房は乾燥するため加湿器を使う人が多いです
セカンド洗面のデメリット
- 掃除場所が増える
- 坪数が増える
- 洗面台の費用がかかる
予算と掃除の手間がデメリットですが、洗面台が1つでストレスを感じるくらいなら作っておいてもいいと思います
水回りにおすすめの壁紙とフローリング
一条工務店では様々な壁紙やフローリングを採用しています
水回りに関しては機能性が高いものを選ぶとよいでしょう
脱衣所兼用の場合に使う壁紙
脱衣所と洗面台を一緒にする場合におすすめする壁紙クロスを紹介します
吸放湿壁紙
室内の湿気をコントロールします
洗面台の横につける壁紙
洗面台の横には水や汚れに強い壁紙クロスが人気です
場合によってはカビが生えることもあるため、壁紙選びは重要
ハードストレッチ壁紙
撥水コートがあり水をはじきます
汚れやキズにも強い壁紙クロスになっており洗面台に限らず玄関や子どもがいる部屋でよく使われます
水回りにおすすめのフローリング
一条工務店はモクリアが最強
グランセゾンのモクリア自体が水に強い性質です
そのため玄関に入ってすぐの洗面台や独立洗面台の場合は、モクリアのままか石木調のフローリングでもいいでしょう
もしフローリングを使う場合はフロアコーティングもいいと思います
オススメは森のしずくです
石木調フローリングはキッチンで人気
キッチンによく使われるフローリングで水に強い
ただダイニングとの間の境目が気になりますが、フローリングとの境界は変更できます
キッチン内に見切り材を持ってくることができます
我が家は白の石目調フローリングにしました
一番水回りで人気はクッションフロア
水や汚れに一番強いのはクッションフロアです
できればクッションフロアの方が後悔は少ないかもしれません
クッションフロアはオプションもあり種類が豊富です
我が家は脱衣所をオプションのクッションフロアにしています
1部屋クッションフロアにするならオプションは4000円
まとめ
グレイスドレッサーは収納量としては十分
リュクスドレッサーのデメリットを改善した洗面台になります
カラーや材質は好みと設置場所で選びましょう
日々の掃除やメンテナンスを考えてフローリングや壁紙を選んでください
壁から出ている蛇口は掃除が楽です
メンテナンスのしやすさも優れている
ただリュクスドレッサーとどっちが良いか考えたときに、せっかくだから新しい方がいい、値段の高い方がいいとグレイスドレッサーを選ばずしっかり特徴を考えて選択しましょう
一条工務店で採用できる4つの洗面台は別記事で比較しています