- 大雪で太陽光や窓ガラス、カーポートが壊れそう
- 雪国では火災保険で雪害保険に入った方が良いよね
- 雹(ひょう)による被害も気になる
雪国でなければ一条工務店の太陽光や窓ガラスなら壊れません
しかし雪国なら火災保険で補償してもらう方がいい
一条工務店の太陽光や窓ガラスは積雪で壊れることはほとんどありません
しかし大雪が降る地域では雪害のリスクが高く火災保険で補償してもらう方がいいでしょう
カーポートが倒壊してしまう可能性もあります
2022年6月にあった雹(ひょう)による被害も火災保険で補償してもらえる
- 雪による被害を紹介
- 火災保険で雪害補償をつけると何が補償されるのか解説
- 一条工務店で雪害補償に入る必要があるのか
実際にあった雪害の被害状況
出典:首相官邸HP
豪雪地域は532市町村、日本の面積51%を占める
色のついている場所は比較的雪害の起こりやすい地域です
豪雪とは雪の量に関係なく雪による災害が起こる地域を指す
毎年のように雪が多い地域や豪雪地域は雪による被害に注意が必要
令和3年冬季の実際にあった被害状況を表にしてみました
死者 | 110人 |
重症 | 675人 |
軽傷 | 1030人 |
家の全壊 | 17件 |
家の半壊 | 21件 |
家の一部損壊 | 1235件 |
浸水(床上+床下) | 71件 |
次は実際にあった大雪による被害内容を紹介していきます
大雪による被害を紹介
雪害には大きくわけて3種類あります
- 建物が倒壊
- 車や車庫など建物の外が破損
- 人がケガをする
建物の倒壊、破損
- 大雪による雪の重みで家が倒壊
- 屋根からの落雪で雨樋(あまどい)や窓ガラス、外壁が破損する
- 雪崩で家が倒壊
- 落雪による室外機やエコキュートの破損
雪は1㎥で150kgあります
雪が解けて水分を含むとさらに重くなる
雪は思っている以上に重量があり、家や窓ガラス、室外機などの設備を破損させます
そんな重量のある雪ですが住宅用の太陽光パネルは積雪に耐えられるようになっている
雪下ろしの道具で太陽光パネルは破損する可能性があるため、雪おろしは推奨されていない
一条工務店の場合、窓は強化ガラス
外壁も強度の高いパネルで落雪による破損リスクは低い
実質家が倒壊するレベルとなると雪崩ぐらい
ただし落雪により小さな破損が起こる可能性は十分あります
小さな破損であれば火災保険で十分補償してもらえる
近くに大きな木があると雪で倒れて家に当たる可能性がある
家周囲の環境も確認しておきましょう
車や車庫、カーポートなど建物の外が破損する
車は自動車保険の車両保険に加入していない場合は補償がありません
雪害保険は自動車に対する保険ではありません
そのため滑って家に車をぶつけても補償はしてもらえない
車庫やカーポートが雪で破損した場合は補償される
車を家にぶつけた場合は火災保険の特約で補償してもらえる可能性がある
車庫やカーポートが雪によって破損した場合は雪害保険で補償が可能です
66㎡以上の車庫では特約をつけないと補償してくれない保険会社もある
他にも火災保険の特約によっては補償がもらえる場合があります
家の外で注意が必要なものがあと一つあります
それは電線です
大雪により電線が切断され停電する可能性があります
太陽光発電も積雪で機能しないため停電対策をしてください
停電対策を紹介しているHPのリンクを貼っておきます
気になるかたは参考にしてください
人が怪我をするのは転倒や転落が多い
雪下ろし作業や道で滑って転倒しケガをすることが多いです
- 屋根やはしごからの転落
- 屋根からの落雪によるケガ
- 水路への転落
- 除雪機操作による事故
- 除雪作業中の心筋梗塞など
建物やカーポートは雪害保険で補償されますが、転倒や転落、事故によるケガ、作業中の病気は補償対象外です
ケガの補償が欲しい場合は傷害保険に加入する必要がある
傷害保険とは日常生活で起こった事故によるケガや死亡した場合に保険金がもらえる保険
火災保険で雪害補償はどこまでされるのか
火災保険で補償される雪害の内容を紹介します
雪害は雪崩、落雪、積雪による重み、雹(ひょう)が含まれます
建物の補償
- 屋根
- 雨樋(あまどい)
- カーポート、車庫
- 家の倒壊
- 太陽光パネル
- フェンス
- 給湯器や室外機
- アンテナ
- 外壁
- 庭木
家財の補償
- 雹(ひょう)や落雪で窓ガラスが割れた
- 雪崩による家財への被害
保険内容によって家財の範囲が変わることがあり、保険会社を比較検討してください
火災保険の比較はこちらから家財の内容に関しては火災保険の記事で解説しています
雪害であったも保険適応できないもの
- 人のケガ
- 隣接する住宅の破損
- 自動車の破損
- 雪解け水による浸水など
これらは保険の適応となりません
隣接する住宅を破損させないように十分な距離をとり、屋根に雪止めをつけましょう
浸水に関しては水災保険でしか補償されません
積雪量の多い地域では水災保険も加入を考える必要があります
太陽光発電の雪おろしが不要な理由
一条工務店の太陽光パネルは耐久性が高く積雪による損傷リスクは低い
そのため雪おろしをする必要はありません
発電したいから雪下ろしをしたい
雪おろしの道具で太陽光パネルが傷つくからやめてほしい
がんばって雪おろししなくても元は取れるから大丈夫
積雪による太陽光パネルの損傷リスクは低いが、雪おろしによる破損の方がリスクがある
雪おろしには道具が必要
その道具が当たって太陽光パネルが破損する可能性の方が高いです
他にも滑って転落する危険もあります
雪おろしは転落して大けがをする可能性がある
火災保険ではケガほ補償がない
雪おろしをしなくても太陽光発電の元はとれる
一条工務店の太陽光発電は契約時に発電のシュミレーションをします
シュミレーションは積雪により発電できないことを考慮して作られています
冬季に発電できない期間も入れてシュミレーションしている
一条工務店は冬季に発電0でも元が取れる
わざわざケガや太陽光パネル破損のリスクをおかして雪おろしをする必要はありません
一条工務店で気を付けるべき雪対策
一条工務店は積雪による建物の損壊リスクは低いです
太陽光発電も耐久性に問題ありません
しかし雪による被害はあるためいくつか注意があります
室外機や給湯器の位置に注意する
屋根からの落雪により室外機や給湯器も破損する可能性があります
設計時に屋根の積雪がどこに落ちるか計算しておきましょう
どうしても室外機や給湯器の配置を調整できない場合は雪害保険に入っておいた方が安心です
もし故障して修理になると高額な費用がかかってしまいます
雪止めは場所によってつける
雪の多い地域では屋根に雪止めをつくり落雪を予防します
基本的に雪止めをつけるが、我が家は太陽光パネルが雪に覆われてしまうのを予防するために一部雪止めをつけていません
落雪があっても問題ないスペースを計算して雪を落とす
家の裏側が人の通らない場所かつ室外機も何もない場所であったため屋根に傾斜をつけて雪が落ちやすいようにしました
計画的に落雪させることで積雪による発電0を防ぎます
無理に屋根の雪おろしをしない
太陽光発電をしていると発電したいから、故障が心配だからと雪おろしをする人がいます
雪おろしで転落によるケガや道具による太陽光パネルの損傷リスクがあるため、雪おろしはしない方がいいでしょう
まとめ
色のついている場所は比較的雪害の起こりやすい地域
豪雪地域は雪害の起こる可能性が高い地域であり、火災保険で雪害保険に加入しておいた方がいい
雪害による被害は3種類に分類される
- 建物が倒壊
- 車や車庫など建物の外が破損
- 人がケガをする
車や人のケガは火災保険では補償されない
火災保険では建物や家財が対象
建物の補償
- 屋根
- 雨樋(あまどい)
- カーポート、車庫
- 家の倒壊
- 太陽光パネル
- フェンス
- 給湯器や室外機
- アンテナ
- 外壁
- 庭木
家財の補償
- 雹(ひょう)や落雪で窓ガラスが割れた
- 雪崩による家財への被害
雪による被害でも保険対象外となるものも紹介しておくと
- 人のケガ
- 隣接する住宅の破損
- 自動車の破損
- 雪解け水による浸水など
一条工務店の太陽光パネルは耐久が高く積雪による破損リスクは低い
雪おろしの道具でキズつく可能性の方が高い
発電量に関しては一条工務店の太陽光発電のシュミレーションを確認しておきましょう
雪の多い地域では冬季に発電量が少なく計算してあります
一条工務店は冬季の発電がなくても元が取れるだけの発電量を確保できるようになっています