500万円得するってホント?
- 本当に掃除やメンテナンスがいらない?
- 減額したいから標準タイルも知りたい
- ダサいって言われる見た目も気になる
- ハイドロテクトタイルは本当に汚れない
- メンテナンスも不要で30年で500万円は安くなる
- 標準タイルも良いけどハイドロテクトタイルがオススメ
- ダサいかどうかは個人差がある
一条工務店といえばハイドロテクトタイル
- メンテナンスフリーと掃除がいらない
- 生涯きれいな外壁
それが本当なのか気になる
この記事では
- ハイドロテクトタイルの実際の汚れや見た目
- メンテナンス費用
- サイディングとの違いも紹介します
外壁で心配していることが実際どうなのか解説していくので、外壁を悩んでいる人はみてください
- ハイドロテクトタイルのメンテナンスについて
- 標準タイルとハイドロテクトタイルのメリット・デメリット紹介
- 色の組み合わせを紹介
グランセゾンの外観設備を細かく知りたい方は別の記事で外観の選び方を紹介してます
ハイドロテクトタイルのメンテナンス費用を紹介

出典:一条工務店HP
50年間でおよそ70万円
タイルのつなぎ目(目地)にあるシーリング材は30年でメンテナンスが必要

画像の縦ラインがシーリング
パネルのつなぎ目や窓周囲などシーリングは複数
シーリングは太陽光や雨風で劣化するので30年後にメンテナンスが必要です
60年後に250万円のメンテナンス費用がかかる
60年後にタイルの張替えと下地交換が必要で+150~250万円かかる
ハイドロテクトタイルも60年後にタイルと下地のメンテナンスが必要
- タイル張替え=80~100万円
- 下地交換=100~120万円
ただ60年後も住んでいるかは不明
私なら100歳近いです
まず生きているかどうか、、、
60年後に200万円もかけてメンテナンスしないね
気にしなくていいかも
耐久性50年に対して保証が2年間
一条工務店のタイルは耐久性が50年といわれているが、保証は2年間しかありません
50年後のタイルも実際に見ることができないので、耐久性も確実性はない
初期不良への保証はあるが、長期間住んだときの保証はないです
災害や事故でタイルが破損したときは火災保険で修理できます
サイディングは低コストだがメンテナンスが大変

出典:一条工務店ブリアール
一条工務店のブリアールはサイディングの外壁です
一般的な外壁もサイディングが多い
サイディングとは
- 日本で一番多い外壁材
- 低コストで見た目も豊富
- 軽くて施工もしやすい
- メンテナンスが大変
安くて簡単にできるサイディングは人気が高いです
しかし劣化があり10~15年で張り替えが必要になる可能性があります
一般的にサイディングのメンテナンス費用は10年で100万円かかるため、ハイドロテクトタイルが圧倒的に安い
メンテナンス費用が高いから、トータルコストで見たらタイルがいいね
ハイドロテクトタイルの組み合わせを紹介
ハイドロテクトタイルは5色あり単色か2色を選んで組み合わせます
ハイドロテクトタイルのカラーバリエーション
- ホワイト
- ブラック
- ブラウン
- オレンジ
- ピンク
ホワイト

出典:一条工務店HP
ブラック

出典:一条工務店HP
ブラウン

オレンジ

ピンク

2色の組み合わせと一条ルール
ハイドロテクトタイルのカラーにも一条ルールがあります
一条ルール
- 窓がそろっていれば縦にラインが入れられる
- パラペット屋根がないと一面1色しか選べない
- バルコニーで色分けできる
- 角の色を選べない
- 2色は1階と2階で色を変える
窓をそろえてラインをつくる

パラペットがない外壁

一条ルールでパラペット屋根のない外壁は2階建てでも一面同色になります
バルコニーで色分けできる

出典:一条工務店HP
バルコニーがあるとうまく色分けできる可能性があります

出典:一条工務店HP

出典:一条工務店HP
角の色を選べない

角できっちり色分けすることができません
そのため少しどっちかに出てしまいます
これは仕様なのであきらめてください
一条工務店はダサい?見た目はタイルだけじゃない

出典:一条工務店HP
タイルとお花がかわいいね
一条工務店はダサいとよく言われますが、私はハイドロテクトタイルが好きなので全然気になりません
ひとつ言えるのは、家の見た目はタイルだけじゃない
- タイルが好きな人はダサいと思っていない
- 家がおしゃれでも外構や照明が微妙だとダサい
一条工務店は外観の似た家が多く、ハイドロテクトタイルのカラーも少ないためダサいと言われます
メンテナンスフリーやトータルコストを考えるとタイルがいいですが、やっぱり見た目が似てしまいます
しかし外観には外構も重要です
気になる方は外構や照明で工夫しましょう
おすすめのカラーはブラウン
個人的なおすすめです
セルフクリーニングに加え、汚れの目立たないカラー
次の大雨できれいになるためズボラさんにもおすすめ
ハイドロテクトタイルの弱点も知っておこう
ハイドロテクトタイルは光触媒で高性能のタイルを使用しておりメリットが多いです
しかし一条工務店のタイルには弱点もあるため、メリットだけでなくデメリットも紹介していきます
ハイドロテクトタイルのデメリットを紹介
- 対象商品が決まっている
- オプション費用がかかる
- 割れやすいところがある
- 60年後に大きなメンテナンス費用
- 落ちない汚れもある
- シーリングのメンテナンス
- つなぎ目がずれる
対象商品が決まっている
ハイドロテクトタイルを使える商品は
- グランスマート
- グランセゾン
- アイスマート
- アイキューブ
セゾンやブリアール、百年の家では使えません
建売のアイパレットでは標準タイルを使っています
オプション費用がかかる
グランセゾンとグランスマートは標準仕様
それ以外では坪1.3~1.6万円のオプション費用がかかります
アイスマート35坪なら45万円必要
徐々に値上がりしており、最近は坪3,000円増えました
40~50万円のオプション費用をかける必要があるかよく考えましょう
タイルが割れていることがある
硬度は高いが陶器であり割れる可能性がある
よく施主点検で割れている画像が報告されています
2年間の保証期間内に必ずみつけて交換してもらいましょう
パネルのつなぎ目が一番割れやすく要注意です
割れたタイルはセルフクリーニング機能が低下します
60年後に大きなメンテナンス費用がかかる

60年後にはタイルや下地の張替えが必要
しかし30歳で家を建てても90歳
子どもが住まない限りメンテナンスは必要ない
保証期間は2年間しかない
ハイドロテクトタイルは耐久年数50年
しかし保証は2年しかありません
初期不良は2年間の保証で問題ありませんが、外壁なので気づかない可能性があります
一条工務店はほとんどの設備で保証期間が短いです
落ちない汚れもある

ハイドロテクトタイルは油汚れには少し弱い面があります
- 虫や鳥の糞
- 換気扇からの油汚れ
- 蜘蛛の巣など
なかなか落ちない汚れのリストです
鳥のフンはホント掃除大変です
最近だと私はコウモリのフン被害にあいました
コウモリやネズミの糞は細菌もいるため除菌しなくてはいけません
ハイドロテクトタイルは除菌効果もあるが完全ではない
シーリングのメンテナンスが必要

縦の黒いラインがシーリングです
パネルのつなぎ目や窓周囲には目地(タイルの隙間)があり、防水加工のされたシーリングがあります
シーリングは太陽の紫外線や雨風で劣化します
一条工務店はシーリングがむき出しなので劣化し30年後にメンテナンスが必要です
パナソニックホームズのキラテックはシーリングをタイルで覆い、メンテナンスフリーを実現しています
一条工務店もキラテックのような技術を取り入れてほしいですね
参考:パナソニックホームズHP
タイルのつなぎ目がずれる

一条工務店は自社工場での生産であり、現場まで完成品がパネルで運ばれます
パネルのつなぎ目はハイドロテクトタイルがついておらず、職人があとでタイルを接着します
そのときにタイルのつなぎ目にズレが生じる場合があります
人の手でやるから多少仕方ないよね
あんまり目立つ場合は再施工してもらいましょう
標準タイルとの違いを紹介
標準タイルとハイドロテクトタイルの差はあまりありません
標準仕様がハイドロテクトタイルの場合は標準タイルに変更すると減額できると思います
標準タイル向きの人もいるため特徴を解説していきます
標準タイルは石目調ボーダータイル

標準タイルは丸みが少なくシャープでかっこいいイメージ
ハイドロテクトタイルのような凹凸がないものです

凹凸があると陰影が出ておしゃれですが、そこまで気にしない人は標準タイルでいいと思います
実はハイドロテクトタイルとの違いは光触媒だけ
ハイドロテクトタイル=標準タイル+光触媒加工
光触媒のセルフクリーニング機能がいらなければ標準タイルで十分です
耐久性やメンテナンスも変わると思ってたわ
汚れが落ちるかどうかの違いだけなのね
- 汚れた外壁は絶対いやだ
- 掃除がめんどくさい
といった人にはオススメだけど性能は変わらない
耐久性はどちらも50年とかわりません
外壁が汚れたからと専門家に清掃依頼をしなければ、メンテナンスの費用は一緒です
光触媒は本当にきれいになっている

ハイドロテクトタイルとその下にあるブラックの土台水切りを見比べてください
下は砂ですごい汚れているけどタイルはきれいだね
うちは砂ぼこりがすごい地域
ハイドロテクトタイルじゃなければ外壁は砂だらけだったかも
タイル自体はきれいだけど、タイルの縁には砂が残るね
雨が降るとこの隙間に水が溜まって洗い流す仕組みだよ
次の雨できれいになるから大丈夫
タイルの性能


出典:一条工務店HP
標準であってもタイルは高性能です
サイディングなどほかの外壁と比べて
- キズに強い
- 熱や寒さに強い
- 汚れや変色に強い
- 劣化しにくい
カラーはホワイト一色しかできない?

出典:一条工務店HP
標準タイルはホワイト一色しか選べません
これが一条工務店はダサいと言われる原因の一つでもあります
ホワイト一色で総2階だから豆腐住宅なんて言われたのね
ハイドロテクトタイルなら5色選べるから少しは改善したけどね
しかし標準タイルも2色選ぶ方法がある

建売のアイパレットなら2色も可能
建売のアイパレットなら2色仕様で選べる場合があります
注文住宅しか見てなかったら気づかないわね
ハイドロテクトタイルの性能を解説
- 光触媒で外壁掃除が不要になる
- 標準タイルに光触媒を使ったもの
- 性能は認定を受けおり安心できる
ハイドロテクトタイルといえば光触媒によるセルフクリーニング機能
TOTOからの技術提供で実現した高性能な外壁です
油汚れをつけた外壁材の比較動画
光触媒は太陽光と雨で外壁をきれいにする
光触媒の効果
- 太陽の紫外線で汚れを分解
- 水分で表面をコーティングして汚れが付着しにくい
- 雨で表面の汚れが勝手に流れる
ハイドロテクトタイルは酸化チタンでコーティングされています
酸化チタンが分解と親水性を実現
光触媒を動画で説明を見たい方むけに動画も貼っておきます
酸化チタンによる分解と親水性の原理

出典:TOTOのHP
ハイドロテクトタイルの表面に太陽光があたると、コーティングされた酸化チタンが汚れを分解してくれます

出典:TOTOのHP
分解した汚れを表面に水分の膜を張って浮かせ、雨で洗い流します
酸化チタンとは
- 天然のチタン鉱石からとれる素材
- 光が当たると活性酸素を発生させ有害物質や汚れを分解
- 親水性により表面に水がなじみやすい
ハイドロテクトタイルは認定を受けた安心性能

参考:TOTOのHP
2006年に光触媒工業会(PIAJ)が設立
一定の性能と品質が保証された商品に対して認定証をつけてくれます
もちろんハイドロテクトタイルは認定を受けた安心できる商品です
数々の受賞歴がある効果の実証された外壁
「ハイドロテクト」の主な受賞履歴
1998年7月 | 科学技術振興事業団「井上春成賞」 |
2005年6月 | 愛知万博「愛・地球賞」 |
2005年8月 | 第1回ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」 |
2006年5月 | 平成18年度 全国発明表彰「恩賜発明賞」 |
2010年10月 | 第12回グリーン購入大賞「経済産業大臣賞」 |
引用:TOTOのHP
ハイドロテクトタイルは門柱にも使える

オプションでハイドロテクトタイルの門柱が採用できます
門柱も雨だれや劣化が気になるため、外壁とそろえて選ぶ人もいます
部分的にハイドロテクトタイルを購入して門柱に使うこともできます
門柱の一部にハイドロテクトタイルを貼ることもできます
よくあるQ&A
一部TOTOのHPより引用
どれくらいの光が必要?
酸化チタンは紫外線だけを吸収、400nm以下の波長の紫外線が必要です
光が少ない場所でも効果が得られるように抗菌剤(銀など)が加えられており、外壁なら問題なし
内装でハイドロテクトタイルが使われていることもあるが、光が当たりにくく外壁が理想
ハイドロテクトタイルの寿命は?
酸化チタン光触媒は寿命がない
半永久的だが表面に分解できない物質(無機物や多量の汚れ)が付着して効果が弱くなることもある
その場合は水洗して光(太陽光など)に当てると回復できます
酸化チタンの安全性は?
酸化チタンは塗料、化粧品や食品、食品添加物としても使用されています
光触媒製品に使用されている酸化チタンは殆どがナノマテリアルに該当します
ナノマテリアルである光触媒酸化チタンは、その粒子径が小さいため人への健康影響が生じるのではないかと懸念する指摘があるが、日常の使用下で人の健康、環境に対し悪影響 を及ぼしたのとの報告はない
採用しているハウスメーカーは?
- 一条工務店
- 住友不動産
- 光触媒ならパナソニックホームズでも使っている
まとめ
- 掃除が面倒だが外壁はきれいに保ちたい
- 陰影のある落ち着いた外壁がいい
- 外壁を2色にしたい

ハイドロテクトタイルは
50年間でおよそ70万円のメンテナンス費用
60年で張り替えの必要があるけど、60年後どうなているかわからない
ただ60年後も住んでいるかは不明
私なら100歳近いです
まず生きているかどうか、、、
60年後に200万円もかけてメンテナンスしないね
気にしなくていいかも
ハイドロテクトタイルは標準タイルに光触媒加工がされたもの
標準タイルとの違いは
- セルフクリーニング機能があるか
- 見た目に凹凸感がありやわらかい印象になるか
耐久性や将来かかるメンテナンス費用は変わらない
ハイドロテクトタイルのデメリットは
- 対象商品が決まっている
- オプション費用がかかる
- 割れやすいところがある
- 60年後に大きなメンテナンス費用
- 落ちない汚れもある
- シーリングのメンテナンス
- つなぎ目がずれる
光触媒の効果
- 太陽の紫外線で汚れを分解
- 水分で表面をコーティングして汚れが付着しにくい
- 雨で表面の汚れが勝手に流れる
グランセゾンの外観設備を細かく知りたい方は別の記事で外観の選び方を紹介してます