- 火災保険は難しくて内容がわからない
- 安く済ませたいけど必要なオプションは欲しい
- よくわからないから営業さんの言う通りにしよう
- 火災保険は高額で住宅ローンと合わせて支払うのが厳しい
- 自分たちに合った保険内容にして不要なものは外し、できるだけ安くしよう
火災保険は内容が難しくて自分で選ぶのが大変
つい営業の言われるまま保険内容を決めてしまう人が多いのが現実です
しかし高額になると15万、20万といったお金が無駄になります
それだけあれば保険料を削って好きなオプションを一つでもいれた方がいい
一般的な火災保険は10年で15万前後です
我が家は相見積もりを取って、各保険会社と相談し不要な特約を削って7万円まで減額しました
- 火災保険の詳細がわかり、自分で必要な保険内容を選べる
- 不要な特約を外して火災保険を安くできる
- あとでこんな補償があったのかと後悔しない
火災保険とは
火災保険は全員加入する必要があります
なぜなら住宅ローンを借りるために必要だからです
実際、火災保険の加入率は82%となっている
昔から建っている住宅や住宅ローンを組まずに家を建てられる資金のある人がいるから100%になっていないと考えられます
また住宅ローンを払い終わったあとに解約する人も多いです
火災保険は住宅ローンに加入するために必要
これから火災保険の詳細を解説していきます
火災保険では建物と家財が補償される
火災保険で補償できるものは建物と家財です
建物とは敷地内で家にくっついているもの
家、門柱、物置、車庫、床暖房、アンテナ、お風呂やトイレ、基礎
家の中だけではなく外構で作ったものも補償できます
例えば地震で門柱が崩れたときに保険金がもらえます
家財とは動かせるもの
テレビ・冷蔵庫などの家電、テーブル等の家具、洋服や生活雑貨、貴重品、パソコン、書画、彫刻、美術品、書籍
家電や家具、日用品、貴金属などが一般的に知られています
火災で全てなくなっても家財の補償があれば買い替えられる
ただし保険金をもらうためには一定金額以上の自己負担があります
全額補償されるわけではなく、自分で5万、10万の費用を負担します
その費用を免責金額といいます
免責金額とは
免責金額とは損害を受けた費用に対して一定金額を自分で払う、保険会社の負担を軽減するために作られた仕組み
免責金額=自己負担額
損害金額-免責金額=もらえる保険金
免責金額以上の損害がないと保険金がもらえません
火災保険の契約期間が5年更新になった
火災保険の契約期間は今まで最長10年更新でした
しかし2022年から5年更新へ短縮されています
保険料は一括で支払うと割引されるため、今回の期間短縮は実質、火災保険の値上げです
なんで値上げされたの?
災害が増えて保険金の支払いが増えたからだよ
自然災害が増えているため火災保険は手厚くしておきたいですね
火災保険で補償される内容を解説
火災保険の補償内容とよくある特約を解説します
補償のおすすめ度も載せておくので参考にしてください
特約 | 補償内容 | おすすめ度 |
火災 | 火災、放火、もらい火で受けた建物・家財の損害 | ◎ |
地震 | 地震による火災、家の倒壊、津波の損害を補償 | 〇 |
水災 | 洪水による浸水被害 | 〇 |
風災 | 台風による窓や屋根の損傷など | 〇 |
雪害 | 雪による損害、屋根から落下した雪による窓ガラスや壁の損害など | △ |
雹(ひょう)災 | 氷の塊が降ってきたことで窓ガラスが割れたときに補償 | × |
落雷 | 落雷のよる損害、家電のショートなど | △ |
破裂、爆発 | ガス漏れによる爆発 | × |
窃盗 | 現金や家財の盗難被害、割られた窓や鍵の損害 | △ |
不測かつ突発的な事故(破損・汚損) | 子どもが物を投げた、うっかり家電を落とした、壁にぶつけた損傷 | ◎ |
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突 | 外部からの車やボール、石などによる損害 | 〇 |
漏水などによる水ぬれ | 水回りの水漏れや部屋の浸水など | 〇 |
引越し費用 | 火災により住めなくなったときに引っ越しをする費用を補償 | △ |
騒擾(そうじょう)・集団行動などに伴う暴力行為 | デモや集団による破壊、暴力行為による損害 | × |
臨時費用保険金 | 被災後に工事をしている間、宿泊や生活に必要な費用の一部を補償 | 〇 |
凍結水道管修理費用保険金 | 凍結で水道管が損壊した修理費を補償 | △ |
失火見舞金 | 自分の火災が隣接する家を損傷させた(損害の大きさに関わらず一定額補償) | 〇 |
類焼損害補償 | 自分の火災が隣接する家を損傷させた(損害により補償費用がかわる) | 〇 |
個人賠償責任補償 | 自転車でぶつかった、子どもが物を投げて他人の家の窓を割ったなど | ◎ |
弁護士費用補償 | 損害賠償の交渉で弁護士が介入してくれる | △ |
おすすめ度:◎>〇>△>×
地震による火災は地震保険が必要
地震で起こった火災は地震保険がないと補償されません
火災の原因が調査され、地震が原因となった場合は地震保険に入っていないと全額自己負担になります
- 火災保険と違い家の評価額全額を補償できない
- 全壊扱いにならないと補償額はさらに少ない
地震保険は評価額の30~50%しか補償できません
さらに地震で全壊しない一部欠損や半壊と認定されると補償額が減額されます
地震保険は家を建て直すというよりも、次の生活をするための保険と思ってください
地震保険加入率は30%程度
加入率は意外と低くなっています
水災はハザードマップを確認する
水災は大雨や台風による洪水、高潮、土砂崩れによる損害を補償してくれます
よくテレビで床下浸水で水浸しになった家を見た事がありませんか?
家だけでなく家財もダメになってしまうため、洪水が起こりやすい地域では水災保険に加入する価値があります
洪水の起こりやすい地域はハザードマップで確認してください
水災が心配なら一条工務店の耐水害住宅がおすすめ
風災は台風や突風、竜巻による被害を補償
日本は台風が多い地域です
暴風による被害は非常に多く建物や家財の破損がよくあります
風災による主な補償内容は
- 暴風により屋根が破損(瓦やソーラーパネルなど)
- 飛んできた石や物で窓や壁が破損
- カーポートの変形
- 倉庫や自転車の破損など
一条工務店の窓ガラスは防犯の強化ガラスで台風によって割れることはほとんどありません
我が家ではシャッターもつけていません
風災保険は加入する必要があまりないと思います
注意が必要なのは浸水
風災の補償は暴風雨による被害です
天井や壁からの浸水には対応できますが、洪水による床下浸水は水災による補償が必要
雪災による補償
- 大雪による屋根やカーポートの倒壊
- 落雪による窓ガラスや外壁損傷
- 雪下ろしで落下して骨折
- 雪崩による建物の損害
- 路面の凍結による車の事故など
家の中だけでなく外で起こった損害も補償してくれます
ただし雪が解けたことによる洪水や床下浸水による損害は補償できません
大雪が降る地域やカーポートが雪仕様でない場合は保険に入る価値があります
雪害保険の解説はこちらの記事を参考にしてください
落雷による損害補償
落雷による火災や電線を通じて起こる家電の故障が補償されます
落雷が別で特約として組まれる保険会社もあるが、基本的には通常の火災保険に補償が組み込まれている
窃盗による被害は貴金属だけではない
窃盗による被害を補償してくれる特約があります
窃盗で通帳や現金、貴金属などがとられたときに被害金額を補償できる
しかし窃盗による被害は他にもあります
- 壊されたドアや鍵穴
- 割られた窓ガラス
- キズや汚れのついた床など
建物自体にも補償が使えます
治安の悪い地域や見通しの悪い土地では加入してもいいでしょう
不測かつ突発的な事故(破損・汚損)とは
不測かつ突発的な事故というのは
- こどもがおもちゃを投げて床や壁が傷ついた
- 落としたテレビが壊れた
- 掃除中に食器や花瓶を落としたなど
事前に予測ができずに起こった損害を補償してくれます
建物の外やスマホ・メガネといったよく壊れるものは対象外です
便利な特約だが、ほとんどの保険会社では水災など高額な特約に入っていないと加入できない場合が多い
保険料を高くしないと保険会社の元が取れない保険となっています
子育て世代におすすめの特約です
子どもがいると床はキズがついて当たり前と思ってください
対策としては床がフロアコーティング、壁はキズや汚れに強い壁紙クロスを使うといいです
一条工務店の床のキズについてはこちらの記事を参考にしてください
キズや汚れに強い壁紙クロスはこちらで紹介しています
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突とは
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突は、先ほどの不測かつ突発的な事故と違って外での補償です
- 車の操作を誤って家やカーポートにぶつけた
- ボールが飛んできて窓や外壁が破損した
- 鳥が飛んできてぶつかったなど
注意点は他人が損傷させた場合、相手からの損害賠償で補償分が満たされていれば保険会社からの補償がないこと
また、台風により飛んできたもので破損した場合は補償されません
漏水などによる水ぬれとは
漏水などによる水ぬれとは給排水設備の故障で生じた損害を補償します
多いのは壁や天井の中を通っている配管トラブルで水が浸水してくる被害です
水災のように自然現象で起こった被害とは区別する必要があります
臨時費用保険金はおすすめの特約
臨時費用保険金とは災害後にかかる諸費用を補償してくれる補償です
内容が多岐にわたるため一部を紹介します
- 火災後のゴミや木材などの片付け費用
- 消火に使った消火器や消火剤
- 隣接する住宅へ与えた被害に一部負担
- 修繕中のホテル宿泊費
- 引越し費用など
臨時費用保険金は被災後に上限金額はあるが、一定額を補償してもらいます
もらった保険金を好きに使えるようなイメージで良いです
便利な特約ですが、上限金額は一般的に100~300万円程度
最低限の生活を取り戻すための保険と思ってください
個人賠償責任補償は事故保険と思えばいい
日常生活で自分や家族が他人をケガさせたり、人の物を壊したときに損害賠償を補償してくれます
- 自転車で他人をケガさせた
- 買い物中に売り物を壊した
- ペット(犬など)が他人をケガさせた
- 投げたボールが人に当たった
- 子どもが駐車場にあった他人の車をキズつけたなど
火災保険の特約ですが、事故保険と思ってください
子どもの自転車事故が近年問題となっており、自転車保険の代わりに加入してもいいでしょう
自転車保険との違いは自分や家族がしたケガの補償がないこと
他に個人賠償責任補償は失火責任法の対象でない水漏れやガス爆発による損害も補償してくれます
失火責任法とは
他人の家へ火が燃え移っても、重大な過失がない限り損害賠償を払わなくていい法律
本当に必要な特約を考える
特約は保険のオプションです
家と同じでオプションをつけると内容は厚いが高額な保険料になってしまう
大切なのは本当に必要な特約を考えて不要な特約を削ること
保険会社の比較は特約をみましょう
特約を選ぶときは注意点があります
- 単独で入れる特約
- 不要な特約とセットにしないと加入できない特約
例えば水災は不要だが加入しないと壁のキズやテレビの破損を補償できる特約に入れない保険会社もあります
本当に必要な特約を厳選し、自分の欲しい特約を安く組める保険会社を選びましょう
ここからは特約の選び方を解説していきます
子どもがいると必要になる特約
子どもがいると壁や床にキズがつきます
新築のままきれいに過ごすのは困難です
私も子どもがおもちゃを投げてテレビを割られたり、床や壁が凹んだりしています
火災保険の特約で不測かつ突発的な事故(破損・汚損)に加入しておくと子どもがキズをつけても補償してもらえる
もし床のキズだけ不安ならフロアコーティングをおすすめします
高額ですが森のしずくでは紹介割引もあります
希望があればお問い合わせやTwitterのDMから連絡をください
子どもが大きくなれば特約を外せばいい
水災や地震はハザードマップを参考にする
地震保険や水災は高額な保険料がかかります
安心のためにとりあえず入る人もいますが、実際の加入率は地震保険が30%、水災が66%です
みんな加入しているように見えて実は加入率が低い
水災や地震保険の加入はハザードマップを参考にしましょう
洪水や大地震のリスクが高い地域は加入をおすすめします
一条工務店は耐震性能が高く地震保険に加入する人は5割
水災も耐水害住宅にオプションで変更できるため、加入しない人が増えている
雪国で加入を考える特約
雪国で加入を考える特約は雪災と凍結水道管修理費用保険金です
積雪量の多い地域では雪下ろしでの転落や、雪が落下して窓ガラスや壁が破損した時、積雪によるカーポートの破損に補償がもらえる雪災が役に立ちます
他にも凍結水道管修理費用保険金に入っておくと水道管が凍結して破損しても修理費を補償できます
隣近所との家の距離が近いときに加入する特約
隣接する家がある場合は、自分の家以外に火事が広がったときに備えて失火見舞金や類焼損害補償に加入しましょう
もらい火は普通の火災保険に含まれています
失火見舞金とは
一定額(20万円など)を損害の大小に関わらず補償するもので、本当にお詫び程度の金額です
しかし、失火見舞金は無料で特約に入っている保険会社もあるため、加入されているかどうかも見ておくといいでしょう
類焼損害補償とは
相手の家に対して、損害の大きさに応じた保険金が支払われます
保険内容によって異なりますが上限1億円など高額な支払いも可能
治安によって考える特約
治安の悪い、空き巣の多い地域では窃盗の特約がおすすめです
窃盗の特約は取られた貴金属類だけでなく、こじ開けられた鍵や壊されたドア・窓なども補償対象となっています
少額で加入できるため気になる場合は入っておきましょう
一条工務店の窓は防犯ガラスなので割れにくいが、侵入経路は窓だけではありません
貯金額から必要な特約を考える
もし火事で家が住めなくなったら引っ越して他で生活しなくてはいけません
その場合、家賃や生活費など数か月分は蓄えがないと厳しいです
火災保険で特約を使い保険を充実させることで被災後も生活する資金を得られますが、特約を多く入れると高額な保険料になります
数か月以上の生活をできるだけの貯金があれば、特約に加入せず貯金を増やす方法もある
火災で通帳が燃えたらどうなるのか
もし火事で通帳が燃えたらどうなるの?
貯金があっても意味ないんじゃ
通帳は本人確認や暗証番号などがあれば再発行してくれるから大丈夫
もしも通帳や印鑑などが火事でなくなっても再発行してもらえます
実家や親族に頼れるか
被災後に衣食住の援助を親族から受けられる場合は無理に特約を多く取らなくてもいいかもしれません
家族で身を寄せられる実家があれば一旦生活を整えられます
実家が近所だと一緒に被災している可能性がある
火災ならともかく、地震や津波、洪水などは広範囲の被災になります
実家や親族が近所にいる場合は同じように被災してしまい援助してもらえない可能性がある
宿泊費もカバーできる臨時費用保険金がおすすめ
被災後の生活基盤を整えるなら臨時費用保険金の特約がおすすめです
引越し費用や最低限生活するだけの費用を補償してくれます
火災保険の相場はいくらぐらい?
火災保険の相場は10年で8~14万円です
年間にすると1万円前後が多い
2022年から5年契約に変更されたため、4~8万円
我が家の火災保険は10年で7万円の契約をしています
地震保険は最低限にして風雪の特約に加入しました
しかし他の特約はほとんど加入していません
無料で加入できる特約に失火見舞金や引越し費用の補償もありました
構造階級で保険料がかわる
火災保険は建物の構造で保険料がかわります
建物の構造とは木造や鉄筋コンクリート、鉄骨のこと
- 木造なら一条工務店、スウェーデンハウス、積水ハウス
- 鉄骨はヘーベルハウス、セキスイハイムパナソニックホームズ
- 鉄筋コンクリートは百年の家、レスコハウス、大成建設
一般的に木造よりも耐火性能の高い鉄骨や鉄筋コンクリートの方が火災保険料が安い
しかし一条工務店のような木造住宅でも準耐火性能の建物では保険料は安くなります
建物の評価額が保険料に大きく影響する
火災保険や地震保険は建物の評価額で保険料が変わります
例えば3,000万円の評価額なら3,000万円まで補償される保険にします
もし火災保険料を安くしたいからと評価額を低く申請した場合、補償が不十分となり突然家を失う可能性があります
原則どこの保険会社も建物の評価額に合わせた保険内容を組む
築年数が長くなれば保険料は安くなる
築年数が長くなると家の評価額が低くなるため、保険料は安くなる傾向にあります
しかし新築割引や築年数割引が適応されないため、割引額としては減額されて大きな減額にはなりません
地震保険は耐震等級で大きく保険料がかわる
地震保険には耐震等級3があれば保険料が半額など大きな割引があります
しかし私は耐震等級の割引が受けられませんでした
地震保険の割引には耐震等級を証明するための書類が必要
一条工務店の場合、耐震等級を証明する書類は第三者機関に作成依頼が必要です
長期優良住宅の申請もその一つで、証明書を作るにはお金がかかります
耐震等級3だから地震保険の割引をしてもらえると思ったのに、証明がなくて割引してもらえなかった
耐震等級の証明について営業さんに確認しておけばよかったね
地震保険の加入を考えている人は営業さんに証明書を確認しておきましょう
ちなみに一条工務店で家を建てた人の半分は地震保険に加入していないそうです
もし被災した場合は国から補助金がもらえます
地震保険に加入せず被災時は補助金を使うことも可能です
家財の補償額も考えないといけない
家財の補償額も考える必要があります
被災によって補償してもらうのが建物だけだと家具や家電など家財の補償がありません
家財の補償がどれくらいかで保険料も変わるため、補償額をしっかり考えておきましょう
家財の補償額は家電、家具、衣類など生活に必要なものを買い替えたらいくらかかるのか基準にする
パソコンの場合は注意が必要です
家財ではデータの補償がなく、被災した場合はデータの破損による損害は補償してくれません
免責金額が安いと保険料が高額になる
免責金額は自分が払わないといけない金額です
免責金額以下の損害では補償はありません
人によっては免責金額を0円にして、自己負担なく全額補償してもらう保険内容にしています
しかし免責金額を安くするほど保険料は高くなるため、損害を受けた時に自分がどれくらいなら払っても問題ないかを考えて免責金額を決めてください
住んでから必要な特約がかわる
火災保険では家の価値、貯金額、家族構成など様々な要素で必要な保険内容が変わります
そのため医療保険やがん保険など他の保険でもそうですが、火災保険も見直しが必要です
- 例えば子どもが大きくなれば壁や床のキズの補償をやめて減額する
- 思ったより雪が多く雪の特約を入れるなど
新築時は念のためと多めに特約を入れて安心を選んだと思いますが、年数が建てば保険料を減額して貯金を増やすのもいいでしょう
火災保険の見積もりはこちら火災保険の選び方の基準
保険会社は複数ありどこがいいのか選ぶのが大変です
ここでは簡単ですが火災保険の選び方を紹介しておきます
保険会社特有の特約で選ぶ
火災保険には特約が重要です
- 保険会社によって特約ごとに保険料が違う
- 欲しい特約はいらない特約とセットでないと加入できず高額となる
- 保険会社特有の無料特約がある
- 割引システムが保険会社ごとに違うなど
複数の保険会社で見積もりを取って比較しないとわからないことが多いため、必ず複数社で比較しましょう
火災保険を比較する割引の内容で選ぶ
保険会社ごとに割引システムは異なります
- ハウスメーカーの紹介による割引
- 耐震等級による地震保険の割引率
- 築年数割引など
ハウスメーカーの割引は提携会社の割引です
割引率が大きいため紹介してもらった提携の保険会社が一番安いことも多い
しかし築年数割引や地震保険の割引によっても大きく金額が変わるため、各保険会社の割引システムは比較する必要があります
私は割引率の違いだけで4万ほど金額がかわりました
火災保険の一括見積もりサービス手続きの手間で選ぶ
意外と見落としているのが手続きの手間です
ネットだけの保険会社だと書類のやり取りが大変です
店舗だと直接教えてもらいながら契約できるので便利だった
ネットは便利な反面わからないことがあったり、書類が足りずに何度も提出したりと手間が増えることもあります
一番ラクなのは提携の保険会社です
私の場合は営業担当が保険会社とやり取りしてくれました
必要な書類や証明書を自分でそろえなくていい
私は説明を聞いてサインするだけだった
免責金額をみる
免責金額によって保険料は変わります
0円、5万円、10万円、20万円など複数の選択肢があるが、保険会社によって免責金額の設定が異なる
自分が選びたい免責金額が設定にないこともあるので注意してください
担当営業の対応で選ぶ
ハウスメーカーと同じで保険会社とも長い付き合いになります
何かあったときに相談する保険会社の営業担当は自分が話しやすい人がいいでしょう
補償される金額で選ぶ
保険会社によって損害に対する補償額が違うこともあります
地震保険は30%までしか補償してもらえないが、他の保険会社だと50%まで補償があるなど
実際にどのような条件でどれくらいの補償があるか確認しておきましょう
まとめ
火災保険は住宅ローンを借りるために必要で、基本的には全員加入している
補償には建物と家財があり、補償の範囲を決めます
建物とは
家、門柱、物置、車庫、床暖房、アンテナ、お風呂やトイレ、基礎など
家財とは
テレビ・冷蔵庫などの家電、テーブル等の家具、洋服や生活雑貨、貴重品、パソコン、書画、彫刻、美術品、書籍など
火災保険は10年契約から5年契約に変わり値上げ傾向にある
火災保険の相場は年間1万円程度
火災保険は特約が大切
特約は家で言うオプション
よくある特約を表にすると
特約 | 補償内容 | おすすめ度 |
火災 | 火災、放火、もらい火で受けた建物・家財の損害 | ◎ |
地震 | 地震による火災、家の倒壊、津波の損害を補償 | 〇 |
水災 | 洪水による浸水被害 | 〇 |
風災 | 台風による窓や屋根の損傷など | 〇 |
雪害 | 雪による損害、屋根から落下した雪による窓ガラスや壁の損害など | △ |
雹(ひょう)災 | 氷の塊が降ってきたことで窓ガラスが割れたときに補償 | × |
落雷 | 落雷のよる損害、家電のショートなど | △ |
破裂、爆発 | ガス漏れによる爆発 | × |
窃盗 | 現金や家財の盗難被害、割られた窓や鍵の損害 | △ |
不測かつ突発的な事故(破損・汚損) | 子どもが物を投げた、うっかり家電を落とした、壁にぶつけた損傷 | ◎ |
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突 | 外部からの車やボール、石などによる損害 | 〇 |
漏水などによる水ぬれ | 水回りの水漏れや部屋の浸水など | 〇 |
引越し費用 | 火災により住めなくなったときに引っ越しをする費用を補償 | △ |
騒擾(そうじょう)・集団行動などに伴う暴力行為 | デモや集団による破壊、暴力行為による損害 | × |
臨時費用保険金 | 被災後に工事をしている間、宿泊や生活に必要な費用の一部を補償 | 〇 |
凍結水道管修理費用保険金 | 凍結で水道管が損壊した修理費を補償 | △ |
失火見舞金 | 自分の火災が隣接する家を損傷させた(損害の大きさに関わらず一定額補償) | 〇 |
類焼損害補償 | 自分の火災が隣接する家を損傷させた(損害により補償費用がかわる) | 〇 |
個人賠償責任補償 | 自転車でぶつかった、子どもが物を投げて他人の家の窓を割ったなど | ◎ |
弁護士費用補償 | 損害賠償の交渉で弁護士が介入してくれる | △ |
おすすめ度:◎>〇>△>×
- 保険会社によって特約ごとに保険料が違う
- 欲しい特約はいらない特約とセットでないと加入できず高額となる
- 保険会社特有の無料特約がある
- 割引システムが保険会社ごとに違うなど
火災保険は必ず複数の保険会社を比較してきめましょう
火災保険を比較する